「お洒落(おしゃれ)」というのは、人によって価値観がマチマチ。時代や場所、受け手によって“オシャレ”の定義や感じ方は変わります。
実際、自分では良いと思っていても、傍から見るとそうでもない時ってありますよね。
万人受けする“おしゃれ”は世の中に存在しませんが、日本の中でなんとなく主流になっている財布には、いくつかのパターンがあります。
この記事では、
- 「おすすめブランド19選」
- 「ムリせずお洒落にメンズ財布を持ちこなす方法」
を紹介していきます。ぜひ財布選びのお役に立てればと思います。
何がおしゃれ?メンズ財布の選び方
お洒落にメンズ財布を持ちこなすコツとしては、いくつかのパターンを理解しておくことです。
自分がどれに当てはまるのかを想定しておくと、服装とのブレがなくお洒落な演出をしやすくでしょう。
ということで、以下の5パターンに分け、それぞれのおすすめ財布ブランドをご紹介します。
1,高貴な“おしゃれ感”を演出
→有名ハイブランドの財布
2,誠実な“おしゃれ感”を演出
→とにかく上質なブランドの財布
3,スマートな“おしゃれ感”を演出
→セレクトショップ系ブランドの財布
4,前衛的な“おしゃれ感”を演出
→マイナーなブランド財布
5,最小限な“おしゃれ感”を演出
→コンパクト性が高いブランド財布
「高級感×お洒落」なメンズ財布ブランド
高級志向の男性におすすめなのが、高貴な印象を演出する“有名ハイブランド”の財布です。
知名度の高いハイブランドほど、「この人財布にもこだわってる」と思われる可能性も高いです。(その分いやらしさやセンスを疑われる可能性も高くなるので、そこは服装や雰囲気とのバランスで…)
お洒落で高級感のある、有名なメンズ財布ブランドを4つご紹介します。
Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)|高級感×お洒落
出典:http://www.bottegaveneta.com
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | イタリア |
---|---|
創業 | 1966年 |
価格 | 二つ折り:4.3万~6.7万円 長財布:6.8万~10万円 ミニ財布:4万円~6.8万円 |
人気 | 「イントレチャート」シリーズ |
雑誌 | safari/LEON/VOGUE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | http://www.bottegaveneta.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
革を複合的に編み込む“イントレチャート”と呼ばれる独特な技法で作られた革製品が有名なブランド。メンズ財布はシンプルなものから、ツートンカラーでアクセントのあるデザインまであり、遊び心を持ちつつも高級感のある質感を楽しむことができる。シンプルなデザインが多いため、どんな服装にも合いやすいブランド財布と言える。お洒落な財布としては少しベタな印象はあるものの、根強い人気があり女性ウケも良い。
Gucci(グッチ)|高級感×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | イタリア |
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創業 | 1921年 |
価格 | 二つ折り:5万~17万円 長財布:7.5万~17万円 ミニ財布:3万円~6.4万円 |
人気 | 「オフィディア」シリーズ |
雑誌 | Precious/VOGUE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | http://www.gucci.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
“ルイ・ヴィトン”や“エルメス”に並び、世界的に高い知名度を誇るブランド。時計やジュエリー等も人気なブランドで、品質を保証するために初めてデザイナーのロゴを入れたブランドの元祖とも呼ばれる。また、メンズ財布はシンプルかつオシャレなデザインが魅力。シンプルなものからプリントレザーを使用した一風変わったデザインのものまであるため、有名ハイブランドの中ではデザインの幅が広く、個性も発揮しやすい。ただし、お洒落に持ちこなせるかどうかは服装とのバランスも考慮する必要がある。
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)|高級感×お洒落
出典:http://www.louisvuitton.jp/
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | フランス |
---|---|
創業 | 1854年 |
価格 | 二つ折り:4万~49万円 長財布:8.4万~83万円 ミニ財布:3.4千円~26万円 |
人気 | 「ダミエグラフィット」シリーズ |
雑誌 | pen/safari |
年代 | 20代~40代向き |
HP | http://www.louisvuitton.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | △ |
日本に限らず世界的に有名であり、ハイブランドの代表とも言えるブランド。レディース向けバッグや香水などを中心に取り扱っている一方、メンズ向けの財布やバッグの取り扱いも行っている。メンズ財布のデザインは“モノグラム”を筆頭に“ダミエ”や“エピ”といったものの人気が高い。モノグラムやダミエ等の「THE・ヴィトン」といった財布でお洒落感を演出するのは難しいが、タイガをはじめとする落ち着きのある財布であれば、お洒落に使いやすい。
BURBERRY(バーバリー)|高級感×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | イギリス |
---|---|
創業 | 1856年 |
価格 | 二つ折り:4.5万~5.3万円 長財布:6.6万~8.3万円 ミニ財布:5万円~7万円 |
人気 | 「ヴィンテージチェック」シリーズ |
雑誌 | POPYE/FUDGE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://jp.burberry.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ | △ |
バーバリーの代名詞とも言える“バーバリーチェック”が有名。衣類や小物、革製品など、さまざまなジャンルのアイテムを展開しているブランドで、世界的な人気を誇る。バーバリーの財布は、落ち着いたデザインから個性的なデザインまで揃っており、男性でもファッションに合わせやすい点が魅力。バーバリーチェックは女性的なイメージを持たれることもあるが、メンズ財布と上手く組み合わせることで、お洒落で高級感のあるデザインになる。
「誠実×お洒落」なメンズ財布ブランド
有名かどうかよりも、品質の良さや商品ストーリーにこだわりたい!という男性は、素材と縫製にこだわりのある革財布ブランドを選ぶのがおすすめです。
軽はずみではない“本物志向”は、受け手に伝わると物凄く“おしゃれ”です。
革の質や縫製技術に特性のある代表的なメンズ財布ブランドを4つご紹介します。
COCOMEISTER(ココマイスター)|誠実×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2009年 |
価格 | 二つ折り:2.2万~7.8万円 長財布:2.2万~12万円 ミニ財布:1万~5万円 |
人気 | 「ゴールドマイニング」シリーズ |
雑誌 | LEON/MENS’ex |
年代 | 20代~50代向き |
HP | https://cocomeister.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | ◎ | ◯ | ◎ |
欧州伝統の最高級皮革を、日本の熟練職人が魂を込めて縫製している極上のメンズ向け革製品ブランド。そのクオリティの高さから本格派の紳士達からの支持も厚く、数多の革マニアをも唸らせて急成長している。アンティークとモダンが融合したシンプルなデザインと圧倒的な高品質が特徴。革マニアも唸る超高品質の素材の良さを前面に出しながらも、スタイリッシュでお洒落なデザインの財布が特徴的。
GANZO(ガンゾ)|誠実×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2001年 |
価格 | 二つ折り:2.9万~6.6万円 長財布:3.6万~27万円 ミニ財布:2.9万~4.7万円 |
人気 | 「GH5」シリーズ |
雑誌 | SENCE/POPYE |
年代 | 30代~50代向き |
HP | https://www.ganzo.ne.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
大正6年から続く日本の革製品メーカーのオリジナルブランド。職人の気骨が込められている革財布は、シンプルながら重厚感があり、使用シーンから逆算したディテールへのこだわりも深い。紳士層の支持も厚い、THE・日本製という印象。スーツにはもちろん合うが、カジュアルなスタイルでも財布でピリっと締めるお洒落感も演出できる。
▼「GANZO」人気財布ランキング ※横へスクロールします | |||||
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順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
画像 | |||||
シリーズ | シェルCV2 | コードバン | シンブライドル | ミネルバNA | GH5 |
価格 | ¥23,000~187,000 | ¥19,800~63,800 | ¥19,800~52,900 | ¥13,200~25,300 | ¥18,700~38,500 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
CYPRIS(キプリス)|誠実×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
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創業 | 1995年 |
価格 | 二つ折り:1.5万~10万円 長財布:1.6万~27万円 ミニ財布:1.4万~13万円 |
人気 | 「オイルシェルコードバン&ヴァケッタレザー」シリーズ |
雑誌 | Mono/Men’s EX |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://basic.cypris.co.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
1995年に東京でスタートした日本のブランド。一生使える本質的価値のあるものづくりをコンセプトに掲げ、品質・実用的な美しさにこだわった日本製財布を展開している。デザインはシンプルだが、「菊寄せ・風琴マチ」など日本の伝統技法で細部まで美しく仕立てた上質な作りが魅力。コンパクトかつスマートな財布も多く展開しており、最近ではキャッシュレス派の男性からも注目を集めている。
土屋鞄製造所|誠実×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1965年 |
価格 | 二つ折り:1.6万~5.1万円 長財布:2.4万~6.7万円 ミニ財布:7千円~3.8万円 |
人気 | 「Knitting」シリーズ |
雑誌 | Mono/FUDGE |
年代 | 30代~50代向き |
HP | https://tsuchiya-kaban.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | △ | ◎ |
上質なランドセルの製造から始まり、その高い技術から鞄や財布等の革小物も製造している実力派の老舗ブランド。子供にランドセルを買ったら質が良くて、思わず自分用に財布を買ってしまう父親もよくいるとか。シンプルに素材の良さと丁寧な作り、洗練されたデザインで勝負している財布は、年代も趣向も選ばない“良いモノ”と言える。全体的にリーズナブルな価格帯である点も魅力の一つ。シンプルとお洒落を両立した財布を多く取り扱っているため、誠実な雰囲気を纏いつつ、お洒落をしっかり楽しみたい人におすすめのブランド。
IL BISONTE(イルビゾンテ)|誠実×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | イタリア |
---|---|
創業 | 1970年 |
価格 | 二つ折り:1.7万~2.5万円 長財布:1.3万~6万円 ミニ財布:1.3万円~5.6万円 |
人気 | 「オリジナルレザー」シリーズ |
雑誌 | 宝島社(ムック本)/POPEYE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | http://www.ilbisonte.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | △ | ◯ |
夫婦で営むイタリア・フィレンツェの小さな革製品店から世界中に拡大していった実力派ブランド。装飾や模様ではなく品質で勝負している財布は、本物志向の男性に好かれている。革素材も良く財布に存在感があるので、「小物にもこだわる男」というお洒落を演出できる。
「スマート×お洒落」なメンズ財布ブランド
都会的で時代のトレンドも逃さない、押さえるポイントを押さえるスマートな男性には、セレクトショップ系ブランドの財布がおすすめです。
トレンドに沿った服装も重要になってきますが、そこをクリアするとダサさもなくパワフルな個性を発揮しやすいと言えるでしょう。
時代の流れを作り出している、メンズ向け財布も展開しているファッションブランドを3つご紹介します。
agnes b.(アニエスベー)|スマート×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | フランス |
---|---|
創業 | 1975年 |
価格 | 二つ折り:2万~2.3万円 長財布:2.4万~2.6万円 ミニ財布:1万~1.7万円 |
人気 | 「VOYAGE HOMME」シリーズ |
雑誌 | |
年代 | 20代~30代向き |
HP | https://shop.agnesb.co.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◯ | ◎ | ◯ | △ |
パリで始まり今では世界100以上のブティックを展開。時代に合う、個性を際立たせるファッションを提案しているブランド。メンズ向けの革財布は型押し加工が多いので革マニアにはしっくりこないかもしれないが、清潔感がありお洒落で、価格も割と控えめ。
Cisei(シセイ)|スマート×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | イタリア |
---|---|
創業 | 2006年 |
価格 | 二つ折り:2.8万~2.5万円 長財布:5万~5.5万円 ミニ財布:1.8万円~3.8万円 |
人気 | 「P0967」シリーズ |
雑誌 | LEON/MEN’S EX |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://cisei-firenze.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | △ | ◎ |
日本人デザイナーがフィレンツェでスタートした鞄+革小物ブランド。イタリアのクラシカルな技術と日本人の繊細なこだわりを兼ね備えたメンズ向けの財布は、シンプルながら上品さを併せ持つ。BEAMSや伊勢丹には入っているがまだ知名度もそれほどということもあり、現代的なお洒落感を演出できる。
aniary(アニアリ)|スマート×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1997年 |
価格 | 二つ折り:2万~2.5万円 長財布:3万~9万円 ミニ財布:1.1万~1.3万円 |
人気 | 「Antique Leather」シリーズ |
雑誌 | Mono/FUDGE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://www.aniary.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
オリジナルの金具、豊かな色彩の革、シンプルだけど個性的なデザイン、そしてジャパンメイドのクオリティ。“理想と現実(An ideal and reality)”というブランド名のとおり、理想を追求し現実を意識した製品をつくりだしている。カラーバリエーションが豊富なので、「シンプルな革財布が良いけど、色合いで個性を出したい」という男性はもちろん、プライベートシーンで使いやすいお洒落な革財布を探している男性に最適。また、トレンドに合った財布も少なくないため、スマートな財布を求めている男性にもおすすめできる。
MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)|スマート×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | シンガポール |
---|---|
創業 | 2008年 |
価格 | 二つ折り:4,2万~6.4万円 長財布:6,4万~11万円 ミニ財布:3,9万~5万円 |
人気 | 「CC Organizer」シリーズ |
雑誌 | LEON/FUDGE |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://store.maisontakuya.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
世界的ハイブランドの一つである“カルティエ”でブランドの発信に携わっていた“フランソワ・ルッソ氏”がシンガポールで立ち上げたブランド。フランソワ氏の経験から、同ブランドはヨーロッパのデザインを継承しており、アジアとヨーロッパの文化と技術を軸にしてアイテムを発信するアヴァンギャルドなブランドになる。革財布はハイセンスでルクスなデザインが魅力で、海外セレブからの評価も非常に高い。希少な皮革を使用した革財布や革小物を展開している点も魅力の一つ。
「前衛的×お洒落」なメンズ財布ブランド
とにかくオリジナリティがあって個性を発揮できる財布が欲しい!という男性には、強烈なデザイン性のある財布ブランドがおすすめです。
服装はファストファッション、でも財布は超派手…とワンポイントで持つこともできますが、「お洒落」と「ダサい」の間を貫くスタイルであることは自覚する必要があるでしょう。
個性的で知名度も高すぎない、おすすめのメンズ財布ブランドを2つご紹介します。
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)|前衛的×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | フランス |
---|---|
創業 | 1988年 |
価格 | 二つ折り:3.3万~6.4万円 長財布:3.3万~7.5万円 ミニ財布:2.9万~3.3万円 |
人気 | 「4ステッチ」シリーズ |
雑誌 | BRUTUS/SUPUR |
年代 | 20代~30代向き |
HP | https://maisonmargiela.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
ベルギー人デザイナーのマルタン・マルジェラがパリで設立し、世間へのデビューが“パリコレ”という筋金入りのデザイナーズブランド。持つには勇気がいるほど奇抜なデザインのメンズ財布もあるが、お洒落として強い個性を発揮できる可能性もその分ある。
safuji(サフジ)|前衛的×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2010年 |
価格 | 二つ折り:1.5万~2.7万円 長財布:2.6万~3.2万円 ミニ財布:9.5千~1.7万円 |
人気 | 「ミニ長財布」シリーズ |
雑誌 | 未掲載 |
年代 | 20代~30代向き |
HP | http://safuji.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
革職人である沢藤勉氏と加奈子さん夫婦が2010年に日本で立ち上げたブランド。同ブランドでは手縫いを採用しており、より細かな調整や使いやすい機能性を追求している。取り扱っている革財布の特徴は“時間とともに表情を変えていく”ことで、持つ人と一緒にうつり変わり、育っていくような革財布を展開。革を愛する職人としての熱意と、使い手のことを想った革製品の数々が魅力のブランドになる。
TUMI(トゥミ)|前衛的×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | アメリカ |
---|---|
創業 | 1975年 |
価格 | 二つ折り:1.6万~2.3万円 長財布:2.2万~3万円 ミニ財布:1.1円~2万円 |
人気 | 「NASSAU」シリーズ |
雑誌 | BRUTUS |
年代 | 20代~30代向き |
HP | https://www.tumi.co.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
機能性を重視し、特殊素材などの独自の強みを活かしたトラベルグッズブランド。メンズ財布と言えば「革の良さ」や「高級感」といった風潮がある中で、敢えて機能性を追求したTUMIの財布を持つことは「少し人とは違うお洒落な個性」にもなり得る。
「コンパクト×お洒落」なメンズ財布ブランド
普段から財布の容量は必要最低限でいいと思っている男性や、できるだけコンパクトな財布が欲しい!と考えている男性には、コンパクト性の高い財布ブランドがおすすめです。
コンパクト性の高い財布はジーパンのポケットに入れたり、スーツの内ポケットに入れたり、とにかく手軽に持ち運ぶことができる点が魅力になります。
ここでは、コンパクト性が高く、お洒落なブランドを3つご紹介します。
abrAsus(アブラサス)
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2009年 |
価格 | 二つ折り:1万~1,7万円 長財布:1.3万円 ミニ財布:1万~1.5万円 |
人気 | 「キャッシュレス財布」シリーズ |
雑誌 | 日経トレンディ/レタスクラブ |
年代 | 20代~30代向き |
HP | superclassic.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◯ |
同ブランドでは代表的なアイテム“薄い財布”を筆頭に、“iPadが付くバッグ”や“デザインするメモ帳”など、一見するとユニークなアイテムを販売している。その実、普段から使うアイテムの利便性を追求して作られているため、見た目以上の使い心地が魅力。中でも、薄い財布はミニマリストから絶大な支持を集め、グッドデザイン賞を受賞するまでに至る。薄い財布のコンパクト性は非常に高く、見た目もお洒落であるため、コンパクトとお洒落を両立したい人におすすめ。
Cartolare(カルトラーレ)
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2012年 |
価格 | 二つ折り:1.5万~2.3万円 長財布:2.4万~ ミニ財布:1.3万円〜 |
人気 | 「ハンモックウォレットコンパクトクラシコ」シリーズ |
雑誌 | Bgin/mono |
年代 | 20代~40代向き |
HP | https://www.cartolare.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◯ | ◎ | ◯ |
COCOMEISTER(ココマイスター)|コンパクト×お洒落
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2009年 |
価格 | 二つ折り:2.2万~7.8万円 長財布:2.2万~12万円 ミニ財布:1万~5万円 |
人気 | 「マットシュリンクカムラッド」 |
雑誌 | LEON/MENS’ex |
年代 | 20代~50代向き |
HP | https://cocomeister.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | ◎ | ◯ | ◎ |
欧州伝統の最高級皮革を、日本の熟練職人が魂を込めて縫製している極上のメンズ向け革製品ブランド。そのクオリティの高さから本格派の紳士達からの支持も厚く、数多の革マニアをも唸らせて急成長している。アンティークとモダンが融合したシンプルなデザインと圧倒的な高品質が特徴。特にコンパクト性の高さが人気の“L字ファスナー財布”は、同ブランドでも豹変する経年変化を楽しめることで知られる“ナポレオンカーフシリーズ”から販売されている。ナポレオンカーフならではの経年変化はそのままに、お洒落なデザインとコンパクト性を併せ持つ。また、非常にリーズナブルな価格で販売されている点も人気の秘密。
メンズ財布の「おしゃれ」基準は?
お洒落なメンズ財布を持っている人と聞いて、どんな人をイメージしますか?
- 高いブランド財布を持っている人
- 有名ブランドではないが明らかに良質な革財布を持っている人
- 服装の世界観とマッチしている財布を持っている人
- 目立つ主張はないが、さりげないアクセントのある財布を持っている人
- 敢えて人と違うスタイルの財布を持っている人
大体こんなところに集約されるかもしれませんね。
それぞれ財布で“お洒落感”を表現するスタンスは異なりますが、すべてに共通する最前提のポイントが一つあります。
“お洒落”の最大のポイントは「似合っているか?」
結局のところ、“オシャレ”のために最も重要なのは「その財布が本人に似合っているか?」です。
財布もやはり、服装や外見との相性やバランスによって印象がガラリと変わります。
例えば、分かりやすくルイ・ヴィトンの財布を、
- 完璧なサイズ感のスーツを着た、スタイルが良く清潔な人
- 襟元がよれたTシャツを着た、太っていて無精ひげの生えた人
それぞれが持っていたとしたら、その財布の洗練性を引き出せるのはどちらの人でしょうか?答えは明白ですね。
財布をおしゃれに持ちこなす最前提のポイントは、「服装や髪型、身のこなし等の外見的印象とのマッチ感」です。
イヤラしさを感じさせるとおしゃれ感がダウン
難しいのは、たとえ服装とのバランスが良くても、そこに“いやらしさ”があると一気にお洒落な印象は薄れてしまうことです。
中には「高級ブランド=おしゃれ」という人もいますが、多くの人はそうではありません。
おそらく「高級ブランドの持つ洗練性を引き出せている人=お洒落」が一般的な感情でしょう。
全身を”とにかくハイブランド”で固めると、いやらしさが出てしまいます。(おしゃれじゃなくて高いだけ…となります)
逆にそんな時は敢えて財布を安物にするとおしゃれ感が出ることもあります。要は「バランスが大事」ということですね。
おしゃれな芸能人が愛用している財布は
おしゃれな財布を探している方は、芸能人が使っているブランド財布から選ぶのもおすすめです。
芸能人と同じ財布を使っていると、「◯◯さんと同じブランドの財布なんだよ」と話題にしやすいですし、芸能人が愛用している事を知っている方は「いいものを使ってるな」と関心を持ってくれるメリットがあります。
そこで、いくつか芸能人が愛用しているブランド財布をまとめとみました。
Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)
愛用芸能人:稲葉浩志
出典:https://www.bottegaveneta.com
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)
愛用芸能人:田中圭
出典:https://www.maisonmargiela.com
Gucci(グッチ)
愛用芸能人:岡田将生、伊野尾慧
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
愛用芸能人:堂本剛、坂上忍、ATSUSHI(EXILE)
出典:https://jp.louisvuitton.com
芸能人が愛用している財布の傾向として、知名度の高いハイブランドが目立ちました。
なかでも一番愛用者が多かったのがルイ・ヴィトンの財布です。
やはり芸能人はやはりイメージが命のお仕事なので、いいものを身に着けている方が多いのでしょうね。
手頃でおしゃれな人が使っているブランド財布もある
芸能人はハイブランドの財布を使っている方が多い事が分かりましたが、これらのブランド財布は10万円を超えるものも多くあります。
ハイブランドの財布を使っている芸能人が多いことは分かったけど、手を出しづらいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、手頃に手に入れられるブランドでお洒落な方が使っているものをいくつかまとめてみました。
COCOMEISTER(ココマイスター)
ココマイスターは30代〜50代の大人な男性に厚い支持のあるブランドですが、最近は愛用している若い男性の方もよく見かけます。
人気の理由は、革の美しさとファッション性の高さにあります。
ココマイスターの財布は、日本の熟練職人の手作業で丁寧に仕立られています。
日本の職人が作る財布というと素朴なものをイメージする方も多いかと思いますが、ココマイスターは欧州の文化と日本の文化を掛け合わせたモダンなデザインを採用しています。
こうした独自のデザイン性が、若者や大人な男性から支持される大きな理由と言えるでしょう。
GANZO(ガンゾ)
ganzoは、上質な作りと独特な高級感のある雰囲気が高く評価されており、本物志向の男性から支持を集めているブランドです。
ganzoは財布だけでなくカバンなどの小物も展開しており、革製品が好きな女性からも知名度が高いです。
インスタグラムをみてみると、実際にganzoのカバンを愛用している女性の投稿も見つかりました。
ganzoの財布はジーンズにも相性がよく、アメカジテイストの服装を好む方からも愛用されています。
土屋鞄製作所
土屋鞄製作所は、シンプルなデザインと革の品質の良さからお洒落な男性に支持を集めているブランドです。
土屋鞄製作所の財布は革製品好きの方からも評価が高く、お気に入りの革靴に合わせて愛用している方も多く見られます。
また、土屋鞄製作所からはベーシックでスーツにも合わせやすい財布も数多く展開されており、ビジネスシーンでも愛用者が多いブランドと言えるでしょう。
男性におしゃれな財布をプレゼントするなら、ここに注意!
彼氏や男友達にお洒落な財布をプレゼントするなら、注意しておきたい点が3つあります。(ご自身で買う場合は読み飛ばしてください)
1.プレゼントする男性に似合う財布
プレゼントをする男性が持ち歩くことをしっかり想像しながら選ぶのがマストです。
持っていても違和感がなく、さらにその男性の魅力を助長してくれるようなイメージが湧く財布を選ぶのが良いでしょう。
男性へのプレゼントにおすすめの財布を紹介していますのでよかったら参考にしてみてください。
2.素材や作りの質が高い財布
メンズにとって財布は、単なるファッションアイテムではなく、品格を問われるアイテムでもあります。
特に営業職などスーツを着る機会の多い相手なら、なるべく質の高い財布を選んであげると良いでしょう。
予算的に難しい場合は、「旅行用に使って」など“サブ用途”を提案し、使い勝手の良い財布を渡すのがおすすめです。
3.シンプルで上品なデザインの財布
「この財布のデザイン、すごくお洒落!」と思っても、相手の男性もそう思うとは限りません。
デザインが際立てば際立つほど”お洒落”と感じる人は少なくなる、と心得ておきましょう。
プレゼント用のメンズ財布なら、素材にこだわったシンプルなデザインのものを選ぶのがベターです。
また、相手の年代に合うメンズ財布ブランドを探してみるのもおすすめです。
まとめ
今回はメンズ向けのおしゃれな財布を5パターンに分け、それぞれおすすめのブランドをご紹介しました。
財布で“お洒落”をどのように演出したいか、参考になれば幸いです。
ただ、財布自体がお洒落でも、服装との相性や外見の印象とのバランスで印象はガラリと変わります。
結局は自分が愛着の持てる財布を選んで、長く大切に使い込むのが良いでしょう。