財布を買い替えるタイミングとはなかなか難しいもので、長年同じ財布を使い続けている男性の方も多いのではないでしょうか?中には、高校・大学時代からずっと同じ財布を使い続けている、という方も居るでしょう。
しかし、あまりくたびれた財布を使い続けていては、周りからの評判は良くないかと思います。
特に、ファッションに気を使っている方はもってのほかです。
手を抜いてしまいがちですが、財布は持ち歩く頻度が高く、人の目に触れることの多いファッションアイテムです。
また、財布は会計シーンでのスマートな立ち振る舞いに欠かせないアイテムです。
食事や買い物の際、上質な財布をサッと出してスマートに会計を済ませられる方は、紳士な立ち振る舞いが出来る大人として周りから信頼されるでしょう。
そこで、この記事の中では予算2万円~3万円で購入できる上質な財布ブランドを
- 2万円~3万円の財布を選ぶ際の注意点
- 長く使える財布の選び方
- 2万円~3万円のおすすめな財布ブランド15選
といった内容の中で詳しく解説していきます。
是非、財布を選ぶ際の参考にしてみて下さい。
2万円~3万円の財布を選ぶ際の注意点
背伸びをしすぎない
2万円代~3万円代の予算で財布をさがしてみると、小さなコンパクトウォレットやマネークリップ、小銭入れといったアイテムであれば予算以上のハイブランドを手に入れることも出来るでしょう。
しかし、まずは財布を購入して満足に使用できるかを良く考える事が大切です。
以前使っていた財布からサイズダウンをすると、カードや小銭が入り切らないというのも良くあることです。
そうならない為にも、必要なサイズ・機能が備わっている事を購入の際の条件としましょう。
「せっかく購入したのに使いづらくて前の財布を使っている、」なんてことにならないように、まずは背伸びをせずに予算内で購入できるブランドで探してみる事が大切です。
用途に合った素材を選ぶ
2万円代~3万円代の予算で財布をさがしてみると、素材に牛革や羊革を使用したレザーの財布が選択肢に多く含まれますが、ここで大切なのは用途に合った素材を選ぶ事です。
レザーの財布は長期使用に堪えられる特性を備えていますが、水に弱く、濡れたまま放置するとシミになりやすいというデメリットもあります。
しかし、マメにメンテナンスを行えばレザーの財布は使い込む程に美しい風合いに変化していき、愛着を持って長く使用出来るアイテムとなるでしょう。
こうした特徴から、革の風合いの変化を楽しみながら財布を長く使いたいという方にレザーの財布がおすすめです。
水濡れを気にせずメンテナンスなしで長く使える財布を探しているという方は、キャンバス地や合皮を使用した財布で探してみる事をおすすめします。
また、キャンバス地や合皮を使用した財布は染色やプリントといった加工が行いやすく、レザーの財布に比べてデザイン性の高い財布が多くあります。
こうした特徴から、扱いやすくデザイン性の高い財布を求めている方は、キャンバス地や合皮を使用した財布を選ぶ事をおすすめします。
長く使える財布の選び方
せっかく財布を購入するからには、「長く使える財布を選びたい!」と考えている方は多いのではないでしょうか?
そこで、ここからは長く使える財布を選ぶコツを解説していきます。
飽きの来ないデザインを選ぶ
同じ財布を長く使い続けたいと考えている方は、可能な限りシンプルで飽きの来ないデザインを選ぶ事をおすすめします。
シンプルで飽きの来ないデザインを選ぶべき理由としては、「好みのデザインはだんだんと変化していく事」と「どんなシーンでも合わせられる財布を選ぶべき」という2つの理由があります。
ここからは、2つの理由について詳しく記述していきます。
好みのデザインはだんだんと変化していく
例えば、年齢が20代前半の方は環境の変化が大きく、これから大学を卒業して会社へ入社するという方も多いでしょう。
会社へ入社をしたり、年を追っていくと段々と服装や小物の好みも変化していくものです。
特に、ブランド物の小物は年代を選ぶものも多く、デザイン性が高いアイテムも年代を選ぶものが殆どです。
こうした理由から、シンプルで飽きの来ない財布こそが長く使える財布といえるでしょう。
どんなシーンにも合わせられる財布を選ぶべき
長く使える財布を選ぶ際には、「スーツに合わせても不自然ではないか」「ビジネスシーンでも使用できるか」を意識してデザインを選ぶと良いでしょう。
あまり派手なデザインの財布を購入すると、シーンに合わせて財布を持ち替えなければいけないという事もあるでしょう。
そうならない為にも、長く使うからこそ、どんなシーンでもオールマイティーに活躍してくれる財布を選ぶことをおすすめします。
【2万円~3万円】おすすめメンズ財布ブランド15選
ここまで、「2万円~3万円の財布を選ぶ際の注意点」「長く使える財布の選び方」について解説してきましたが、ここからは「2万円~3万円で探せるおすすめなブランド15選」という形で、厳選した2~3万円で購入可能な財布ブランドを紹介していきます。
ブランドの選定基準としては下記の通りです。
2.上質なレザーを使用した日本のブランド
3.どんなシーンにもマッチするシンプルなデザイン
4.ブランドを主張しすぎていない
「長く使用出来る・ビジネスでも使える」という条件の元、選定基準を設定しました。
ブランドのイメージがつかみやすいよう、「ブランド志向」「カジュアル」「個性派」「紳士」といった項目で印付けを行いましたので是非参考にしてみて下さい。
sot(ソット)

出典:sot-web.com
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2002年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://sot-web.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | △ |
HERGOPOCH(エルゴポック)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2005年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.hergopoch.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | 〇 | △ | ◎ |
SOMES SADDLE(ソメスサドル)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1962年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.somes.co.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | 〇 | △ | ◎ |
SOMES SADDLEの品質は折り紙つきで、2008年に北海道で行われた首脳会談の記念品にダレスバッグが各国の首脳に送られた実績や、1989年の天皇の大礼にともなって馬具一式を奉納したこともあります。
こうしたバックグラウンドと品質から、SOMES SADDLEは本物志向の方におすすめなブランドと言えます。
CORBO(コルボ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1998年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://corbo.co.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | △ | 〇 |
CORBOはハンドメイドに強い拘りを持っており、財布の生産は一貫して自社工房で行われています。
温かみのあるハンドメイド感が魅力的で、カジュアルにもビジネスにもマッチするブランドです。
CYPRIS(キプリス)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1995年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://basic.cypris.co.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | 〇 | 〇 | 〇 |
代表的な財布は、CYPTRISが独自に特許を取得している”ハニーセル””と呼ばれる内部設計を採用した長財布です。
ハニーセルを採用した長財布は、緻密に計算された設計によって財布の中でもトップレベルの収納力を兼ね備えた逸品です。デザインの展開も幅広く、「カジュアル・個性派・紳士」といった様々なニーズにマッチするブランドです。
土屋鞄
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1965年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://tsuchiya-kaban.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | 〇 | △ | 〇 |
創業1965年から土屋鞄は堅実なモノづくりを続け、現在では日本の革小物メーカーの中でも不動の地位を確立しています。
財布の展開の中にはコードバンを使用した10万を超えるものもありますが、高品質でコストパフォーマンスの高い財布を多くリリースしており、2万~3万円でも幅広いラインナップから選択が可能です。
デザインも幅広く、ビジネスシーンからカジュアルまで対応が可能なブランドです。
HERZ(ヘルツ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2005年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.herz-bag.jp |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | 〇 | △ | ◎ |
HERTZの財布は革本来の魅力を感じられるシンプルなデザインが魅力的で、使い込む程に味が出るエイジングに定評があります。
ラインナップは、「カジュアル・ビジネス」にマッチする無骨ながらも洗練されたデザインが多く、マルチな活躍が期待できるブランドです。
万双
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1995年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.mansaw.net/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | △ | ◎ |
万双が展開するアイテムにはブランド名やロゴが一切刻印されておらず、こうしたブランド展開に勝負をするモノづくりに掛けるプライドが伺い知れます。
コストパフォーマンスも高く、万双の展開する財布は素材・品質から見て2万円~3万円で購入出来る財布の中でもトップレベルと言えます。
SLOW(スロウ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2008年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.slow-web.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | 〇 | 〇 | 〇 |
創業は2008年と新しいブランドですが、品質の高い日本製に拘りながらも高いコストパフォーマンスを誇る事から、注目を集めています。
Slowの財布のデザイン幅は広く、どんな層にもマッチするマルチなアイテム展開が魅力的なブランドです。
L’arcobaleno(ラルコバレーノ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2008年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | http://www.emme.jp/larcobaleno |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | △ | ◎ |
日本人特有の繊細なデザインをイタリアの職人が実現しているディティールは圧巻で、唯一無二の存在感を放ちます。
カジュアルながらも大人らしいエレガントなデザインが魅力的で、普段使いは勿論ビジネスシーンでの活躍が期待できるアイテム展開を行うブランドです。
AYAME ANTICO(アヤメアンティーコ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2014年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://ayameantico.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | △ | 〇 |
アヤメアンティーコは実店舗を持っておらず、インターネット通販のみでの展開ですが知名度は年々上がっており、財布に拘りを持つ層から高く評価されています。
シンプルで素材に拘ったクラフト感あふれるアイテム展開が魅力的で、カジュアル・ビジネスにもマッチする財布のラインナップが魅力的です。
Dakota(ダコタ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 2005年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.dakota-princessbag.com |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
知名度は高く、百貨店での展開も多くされている為、立ち位置としては手が届きやすくも高級感のある中堅ブランドであると言えます。
ラインナップも幅広く、幅広い層から支持を集めています。
品質も安定しており、定番のブランドであると言えます。
aniary(アニアリ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1969年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.aniary.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | 〇 | 〇 |
Aniaryで使用されている素材のレザーは全て日本のタンナーによって仕上げられおり、こうしたディティールにもジャパンメイドに掛ける強い思いが伺い知れます。
展開するカラーラインナップが豊富で、カジュアルながらもビジネスシーンにもマッチするエレガントなデザインの財布をリリースしているのが特徴的です。
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1998年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.wildswans.jp/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
△ | ○ | △ | ◎ |
財布の素材に使用されているレザーの種類は幅広く、数多くある有名タンナーから厳選して仕入れた上質なレザーを使用したラインナップが魅力的です。
財布の特徴としては、落ち着いたデザインが多くビジネスシーンで活躍するシンプルでエレガントな財布を求めている方におすすめなブランドです。
PORTER(ポーター)
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1962年 |
価格帯 | 2万円~3万円 |
HP | https://www.hergopoch.com/ |
ブランド志向 | カジュアル | 個性派 | 紳士 |
---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
”大人らしさ”を追求したい男性におすすめのブランドは
財布を選ぶ際には自分好みのデザインを見つけることが重要ですが、
中でも「大人らしさ」を財布に求める男性の方は….
■紳士らしい上品な雰囲気のブランド
→ 土屋鞄、somes saddle
■落ち着いた雰囲気の中にも個性が光るブランド
→ PORTER、Dakota
■素材やディティールにとことん拘るブランド
→ L’arcobaleno、万双
といったラインナップの中から選ぶと良いでしょう。
2~3万円台の予算であれば、背伸びしすぎず自身に相応しい財布が十分に購入可能です。
選択肢が幅広く、どのような財布を購入すればよいか迷ってしまう方も多いかと思いますが、おすすめなのは幅広いシーンで使える財布を選ぶことです。
上記のラインナップだけでなく、これまで紹介してきたブランドはどれも普段使いやビジネスシーンにマッチする、程よくバランスの取れたデザインの財布を多くリリースしています.
気になった方は、是非参考にしてみてください。
「最高級」の皮革を採用している財布ブランドとは
ずば抜けて良質な、最高級の皮革。これを採用できている財布ブランドは限られています。
「なんでそんなスゴイ革を…?」と業界内外で話題のブランドと言えば、ココマイスター。
欧州の最高級皮革を日本の職人が手作業で縫製しているクオリティブランドです。
- 絶対的な革へのこだわり
- エイジングによる絶妙な色合いと手触りの変化
- 主張しすぎない高級なデザイン
まさに革財布の醍醐味が体現されているブランドと言えるかもしれません。
いくつか代表的な財布をご紹介します。
ブライドル・グランドウォレット
32,800円
外装はイギリスの極上ブライドルレザー、内装は上質なヌメ革のみ(生地不使用)のオールレザー。
圧倒的な存在感を放つ革財布です。何とも言えないカラー展開も魅力。
マルティーニ アーバンパース
素材には、イタリアの伝統的ななめし技術であるバケッタ製法でなめされたミネルバックスを使用しています。
オイルを潤沢に含んだしっとりとした質感と独特なシボ感がエレガントで、時を経るごとに革の油分が表面に出て美しい経年劣化を醸しだします。
イタリアの蒸留所をテーマとしてデザインされており、ウイスキーのように使い込む程に深い味わいが出る、美しいエイジングが魅力的な逸品です。
マットーネ・オーバーザウォレット
40,000円
ボッテガ・ヴェネタを彷彿させる、編み込みレザーの財布。
イントレチャートの財布はいろんなブランドにあるが、マットーネ・オーバーザウォレットの凄いところはやはり「革」の良さにあります。
経年変化も楽しめる「絵になる」財布ナンバーワン候補ですね。
他にもスゴイ革の財布がたくさんあるので、本物志向の方は是非チェックしてみてください。
→ ココマイスター公式サイト