財布を変えようと思った時に、多くの人が悩むのは「長財布」にするか「二つ折り財布」にするかではないでしょうか。どちらの財布も魅力があって、正直ほんとに決めかねてしまいますよね。
というわけで今回は、長財布と二つ折り財布のメリットとデメリットを徹底比較したいと思います。
長財布 vs 二つ折り財布の人気勝負は?
財布好きの間でも議論が絶えない「長財布or二つ折り財布」対決。
100名程度のアンケートなので統計的結果とは到底言えませんが、今回のアンケートでは二つ折り財布派に軍配が上がりました。
現在使用している財布の形状に関する質問で、「二つ折り財布」が59%、「長財布」は38%でした。(残りは「三つ折り財布」が2%、「がま口財布」が1%。)
長財布と比べると価格が安いこと、ズボンのポケットに入れて持ち歩ける利便性等が二つ折り財布の人気の理由でしょうか。
では、長財布と二つ折り財布 それぞれのメリットとデメリットを徹底比較したいと思います。
長財布のメリットとデメリットについて
長財布の魅力とメリット
長財布の魅力と捉えられるポイントは
- 収納力が高い
- 知的でスマートな印象に見える
- お札を折り曲げずに収納できる
長財布の最大のメリットは、やっぱり「収納力」。長財布は、紙幣や小銭だけでなく、カードもたっぷりと収納することができます。また、紙幣を折り曲げることなく財布に入れることができるので、会計時にモタつくことがなくスマートな印象を与えてくれます。
スーツの時は、ジャケットの内ポケットに財布を入れることもあるでしょう。スッとジャケットの内ポケットから長財布を取り出す動作って、カッコよくないですか?なんか知的な印象がありますよね。男性には長財布を持ち歩いてほしいと思っている女性も多いそうですよ。
男性は、役職が付いたり社会的な地位が高くなればなるほど、領収書やカードなどが増えていくもの。余裕のある男の財布は、収納力にも余裕があるというわけです。
長財布のデメリット
長財布がマイナス点と捉えられるポイントは
- やっぱりデカいので、持ち歩きに不便さを感じることがある
- 落とした時や盗難時に気づきにくい
- 型崩れしやすい
長財布の収容力が高いことの裏返しとして、「大きさ」を気にする人も多いのでは。二つ折りの財布と比較して、存在感のしっかりある長財布は、その日のファッションによっては邪魔に感じることがあります。バッグの中に入れるなどして対応する必要があります。
また、後ろポケットに入れたときは、落としやすさにも気をつけたいところ。後ろポケットにしまったまま椅子に座って、立ち上がった時にポロっと落としてしまった経験、結構多いのでは。特に電車の中などで無くしてしまうケースもありますね。
それから、後ろポケットから半分飛び出した長財布は窃盗の被害にも遭いやすいので、危機管理はしっかりと。他にも、型崩れしやすいというデメリットもありますね。
長財布はスマートで知的な印象を与えてくれるメリットを持っていますが、時と場合によっては、持ち歩き方を気を付ける必要がある財布でもあるのです。ご自身のライフスタイルに合っているかを確認してから購入するようにしましょう。
二つ折り財布のメリットとデメリットについて
二つ折り財布の魅力とメリット
二つ折り財布の魅力と捉えられるポイントは
- コンパクトで持ち歩きやすい
- 小銭が出しやすい
二つ折り財布のメリットは「ポケットに入れた時に、飛び出すことがなくスッポリと収納することができます。長財布と比べれば盗難被害にも遭いにくそうですね。また、バッグに入れた時に場所をあまりとらないという利点も。
二つ折り財布は、小銭が出しやすい構造になっているものが多いので、お会計の時に使いやすさを実感できそう。
近年、二つ折り財布のコンパクト感を求めて購入する人が増えてきているそうです。「必要なものだけを持ち歩く」というスタイルが広がっているということが言えますね。
二つ折り財布のデメリット
二つ折り財布がマイナス点と捉えられるポイントは
- お札が曲がってしまう
- 収納力が低い
- 厚みを感じやすい
二つ折り財布の最大の弱点、それは紙幣が曲がってしまうところ。二つ折り財布は長財布のように、紙幣を曲げずに収納することはできません。取り出した時、くるんと丸まってしまいます。人によっては、スマートさに欠けると感じることもあるでしょう。
また、二つ折り財布はコンパクトである反面、収納力が低いのも事実。カードが多い人など、財布にがっつり収納したい人にはあまりおすすめできないかもしれません。入れ過ぎてしまうと財布の厚みが出てしまい、見た目が一気に野暮ったくなってしまうし、型崩れの原因に繋がってしまいます。
素材のしっかりした財布であっても、雑な使い方をしてしまうと、財布の寿命を短くしてしまう原因に繋がります。コンパクトさが魅力の二つ折り財布ですが、良い面と弱点の両面の特徴を理解して使っていくようにしましょう。
長財布と二つ折り財布結局どっちを選ぶべき?
男は外出する時は手ぶらの方がいい
しかし折りたたみの財布より長財布の方がお金も折れないしかっこいい
しかし手ぶらで長財布をポケットに入れるのはダサい
どうすりゃええねん
— すなもち (@sunamochi_22) 2016年10月20日
で、結局のところどっちの財布を選ぶのが良いんでしょう?何を重要と思うかによって選ぶべきポイントが異なってきます。タイプ別におすすめの財布をガイドします。
収納面を求める人には、長財布がおすすめ
まぁ、当たり前といえば当たり前ではありますが、財布の中に沢山のものを入れる人には、ダンゼン長財布がおすすめ。二つ折り財布と比較しても、長財布の収納力はバツグン。単純に2倍くらいのスペースが確保されます。カード類の整理もしっかりとできるので、取り出すときに手間取ることがないのも嬉しいですよね。
二つ折り財布に沢山のカードを入れてしまうと、厚みが出て型崩れの原因にもなりますが、長財布はある程度収納されることを想定した構造なので、沢山入れることでの型崩れする心配はありません。クレカやポイントカードなどが多い方は長財布を選ぶのが無難でしょう。
コンパクトにまとめたい人には、二つ折り財布がおすすめ
逆に、必要以上のお金やカードを持ち歩かないというミニマリスト思考の方におすすめなのが二つ折り財布。すっきりコンパクトに持ち歩くことができるので、スマートな印象を与えてくれます。
最近では電子マネーの発達などから、財布の中身を少なくする人も増えています。その影響もあり、近年では二つ折り財布が注目を集めているんですよ。
支払いをスマートに済ませたい人には、二つ折り財布がおすすめ
二つ折り財布は、小銭入れが開きやすい造りになっており、小銭の取り出しがラクチン。長財布だと、小銭が取り出しづらかったり見えにくかったりするデメリットがあります。また、長財布に多いラウンドファスナーだと、ファスナーをあけるのだけでもちょっとした手間ですよね。
コンビニなどのちょっとした買い物こそ、サッと支払いを済ませてスムーズにお店を出たいですよね。
おすすめブランドの長財布
COCOMEISTER(ココマイスター)
ブランド | COCOMEISTER |
価格帯 | 二つ折り:2.2万~7.8万円 長財布:2.2万~12万円 ミニ財布:1万~5万円 |
COCOMEISTER(ココマイスター)の財布は、イタリアから輸入した本革を使用し、日本の熟練した職人の手によって作り上げられた財布を取り扱っています。内側をヌメ革で仕上げているので、重たすぎる印象を感じさせません。使い込むことで、革全体に味わいが出てくるので、使うのが楽しくなる一品。
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CYPRIS(キプリス)
ブランド | CYPRIS |
価格帯 | 二つ折り:1.5万~10万円 長財布:1.6万~27万円 ミニ財布:1.4万~13万円 |
本革の中でも最高峰の「コードバン」を使用して作られたCYPRIS(キプリス)の財布は、上品な仕上がりで人気を集めています。丈夫な製法なので、長く使い続けることができます。
収容力も文句なし。膨らみにくいつくりになっているので、スマートに持ち歩けるのも嬉しいですよね。
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aniary(アニアリ)
出典:aniary
ブランド | aniary |
価格帯 | 二つ折り:2万~2.5万円 長財布:3万~9万円 ミニ財布:1.1万~1.3万円 |
財布には沢山の収納が付いていてほしい!と思っている方におすすめなのが、aniary(アニアリ)の長財布です。
aniary(アニアリ)の長財布の特徴は、独立したカードケースが付属されているところ。カードの所持枚数に応じて、使い分けることができます。そのほかにも、たっぷりと収納できるように作られているので、収納に困ることはありません。
大人の男にぴったりな牛革の長財布は、周りから注目されること間違いなしのアイテムです。
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YUHAKU(ユハク)
出典:yuhaku.co.jp
ブランド | YUHAKU |
価格帯 | 二つ折り:1.8万~11万円 長財布:2.5万~30万円 ミニ財布:1.8万円~11万円 |
どうです、このデザイン。ひと目で『男らしさ』を感じませんか?イタリアンベビーカーフとクロコダイルレザーといった2つの素材を絶妙に融合させたデザインは、個性的ながらも『やりすぎ』感がまったくなく、上品かつちょっとした遊び心を感じさせるデザイン。シックで大人っぽい長財布が欲しいけど、かといってオッサンっぽいのも何だかな…というこだわり派のあなたにオススメです。
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OROBIANCO(オロビアンコ)
ブランド | OROBIANCO |
価格帯 | 二つ折り:1.1万~1.6万円 長財布:1.6万~4.7万円 ミニ財布:6.6千円~6万円 |
日本でも人気の高い、イタリア・ミラノのファクトリーブランド、OROBIANCO(オロビアンコ)から、レザーの豊かな質感とふっくらした優しさ溢れるフォルムの長財布。高級感溢れる光沢レザーは使い込むほどに味が出ていき、愛着が湧くでしょう。カード収納も17枚と実用性もバッチリ。エンボスで施されたOROBIANCOのロゴマークがワンポイントです。
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タイプ別におすすめ財布をまとめてみました。
おすすめブランドの二つ折り財布
土屋鞄製造所
出典:https://www.tsuchiya-kaban.jp/
ブランド | 土屋鞄製造所 |
価格帯 | 二つ折り:1.6万~5.1万円 長財布:2.4万~6.7万円 ミニ財布:7千円~3.8万円 |
土屋鞄製造所の始まりは、ランドセル工房でした。創業者は土屋國男さん。一緒に働く仲間からは「おとうさん」との愛称で親しまれています。創業当時からのモットーである、「長く愛すことの出来る、シンプルで丈夫な製品を作る」を大切にしています。
シンプルなデザインの為、飽きが来ないのも特徴の一つです。
また、味わいのある経年劣化によって愛着が湧いてくるのも、土屋鞄製造所の魅力の一つ。使う人へのこだわりが沢山詰まった土屋鞄製造所の財布は、手に取った人々を魅了する力を持っています。
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COCOMEISTER(ココマイスター)
ブランド | COCOMEISTER |
価格帯 | 二つ折り:2.2万~7.8万円 長財布:2.2万~12万円 ミニ財布:1万~5万円 |
ナポレオンカーフを使用したCOCOMEISTER(ココマイスター)の二つ折り財布です。ナポレオンカーフは、スーパーエイジングとよばれるほど、革の色の変化が早い素材です。使い込めば使い込むほど、味わいが出てくるので変化を楽しみたい人におすすめの財布です。
やわらかみのあるデザインと素材感なので、ビジネスでもカジュアルな場面でも合わせやすいですよ。
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dunhill(ダンヒル)
ブランド | dunhill(ダンヒル) |
価格帯 | 二つ折り:4.8万~7万円 長財布:4.8万~12万円 ミニ財布:2.7万円~4.4万円 |
サッカー日本代表の公式オーダースーツを手掛けたことでも有名な紳士向けブランド「dunhill(ダンヒル)」の定番シリーズ、シャーシの二つ折り財布。
牛革素材にカーボンファイバープリントを施した模様が特徴的。無機質な幾何学模様のようでありながらスマートな外観。内装は革らしい落ち着いて温かみのあるデザインになっている。
カードを取り出しやすいようにポケットが少し湾曲しており、細部にも実用性への工夫が伺える。
ブランドロゴの主張も少なく全体的にシックのため、スーツスタイルにも合うはず。
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FARO(ファーロ)
出典:neuve-a.net
ブランド | FARO |
価格帯 | 二つ折り:1.7万~20万円 長財布:2万~17.6万円 三つ折り・ミニ財布:1.7万~2万円 |
FARO(ファーロ)は日本製のブランドで、素材の良さを大切にしたデザインのアイテムを多く展開しています。
希少価値の高いBRIDLE LEATHER(ブライドルレザー)を使用して作られた二つ折り財布は、丈夫さと高級感を感じることができます。全体的にベーシックなデザインなので、飽きが来ず長く使うことができます。
「革製品を購入するなら日本製がおすすめ」と言われるほど、日本製の革製品は多くの人々から信頼されています。
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GLEN CHECK(グレンチェック)
ブランド | GLEN CHECK |
価格帯 | 二つ折り:6.6千円~2.2万円 長財布:7.6千円~2.7万円 ミニ財布:3.5千円~2.1万円 |
「GLEN CHECK(グレンチェック)」は、本格的な革財布を購入できるネットストア。品質の高い革財布を安価に手に入れられるため、人気が高い。関連企業のグレンフィールドが展開する「フライングホース」や「オリーチェ」、「ブリティッシュグリーン」などのブランドも取り扱っている。
ブライドルレザーはロウを塗り込んで耐水性を高めた牛革で、高級な素材としても知られている。GLEN CHECKなら品質の良いブライドルレザー財布をこの価格で購入可能。コストパフォーマンスにすぐれた財布がお好みの方におすすめです。
公式サイトで財布を見てみる
TUMI(トゥミ)
出典:tumi.co.jp
ブランド | TUMI |
価格帯 | 二つ折り:1.6万~2.3万円 長財布:2.2万~3万円 ミニ財布:1.1円~2万円 |
周りと差のつくレザーの二つ折り財布をお探しの方におすすめのブランドなのが、TUMI(トゥミ)です。
FXTバリスティックナイロンに、レザーのトリミングを施した現代的なデザインは、他のブランドには無いオリジナル。内側にもデザインが取り入れられており、遊び心も忘れないのが男らしい。
収納面もしっかりしているので、満足できる二つ折り財布になること間違いなしです。
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BURBERRY(バーバリー)
ブランド | BURBERRY |
価格帯 | 二つ折り:4.5万~5.3万円 長財布:6.6万~8.3万円 ミニ財布:5万円~7万円 |
BURBERRY(バーバリー)は、メンズブランドの中でも多くの人々に愛されているブランドです。
内側の部分にツイル地が使用されており、カジュアルさと上品さがミックスしたようなデザインになっています。表面には、BURBERRY(バーバリー)のロゴがさりげなく入っているのがカッコいいポイント。
小銭入れを外したシンプルなデザインになっているので、スマートに持ち歩くことができる二つ折り財布です。
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タイプ別におすすめ財布をまとめてみました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。長財布と二つ折り財布、どちらにもメリットとデメリットがありますので、一概にどちらが良い、というのは決められません。
カード類が多く、収納力の高さを求める方や、お札を折り曲げずに収納したい方、また女の子の前でさっとスマートにお財布を取り出したい、なんてお考えの場合は長財布がオススメ。
コンパクトさを追求し、ポケットやカバンの中をスッキリさせたい方、あまりカード類を持ち歩かない方には二つ折り財布がオススメです。
自分の用途に合わせて、ベストな形を選んでみましょう。