イギリスには歴史あるブランドが数多く存在し、イギリスの伝統的な素材や柄を取り入れたトラディショナルなアイテムを多く展開しています。
また、イギリスはスーツ発祥としての国としても有名で、ビジネスシーンでもよく取り入れられる「トレンチコート」も実はイギリス軍のミリタリージャケットをルーツとしています。
トレンチコートの他にも、「ブライドルレザーの財布やピーコート、ダッフルコート」といったスーツに相性の良いアイテムの多くはイギリスにルーツをもちます。
こうしたアイテムをコーディネートに取り入れた、上品で紳士的な服装のことを「ブリティッシュスタイル」と呼びます。
ブリティッシュスタイルは、オフィスカジュアルやジャケットスタイルにも相性がよく、ビジネスシーンにも取り入れられることの多いコーディネートです。
今回は、そんなブリティッシュスタイルのルーツであるイギリスの「財布・メンズ財布ブランド」の魅力を皆様に伝えるべく、記事にさせて頂きました。
この記事の中では、イギリスでメンズ財布を展開しているブランドの魅力を詳しく解説していきます。
是非、財布を購入する際の参考にしてみて下さい!
イギリスのメンズ財布を展開するブランドの特徴
まずは、イギリスのメンズ財布を展開するブランドの特徴を詳しく解説していきます。
英国御三家
まず、イギリスのメンズ財布を展開するブランドを語る上で触れておかなければいけないのが「英国御三家」と呼ばれる、3つのブランドです。
英国御三家とは、イギリスの伝統ある革製品ブランドの総称で
の3つを指します。
これらのブランドはイギリスを代表する財布ブランドとしても広く認知されており、「ブライドルレザーがブランドの代名詞」という特徴があります。
ブライドルレザーとは乗馬の歴史が深いイギリスで馬具用品の素材として生み出された革で、革に蝋を革に染み込ませて、堅牢さと表情豊かなエイジングを実現しているのが特徴的です。
■ブライドルレザー財布 おすすめ熟練の本革7ブランド!
また、英国御三家は英国王室との結びつきも深く「ETTINGER(エッティンガー)」は御三家の中で唯一ロイヤルワラントを有しています。
次の項目でも詳しく解説していきますが、ロイヤルワラントとは、英国王室から品質・デザイン性を高く評価され認められた、実力のあるブランドのみ有している名誉ある称号です。
ロイヤルワラントとは?
ロイヤルワラントとは、前述の通り英国王室に認められたブランドの名称を指します。
ロイヤルワラントの歴史は古く、1155年にまで歴史を遡ります。発祥は、エンリー2世が見初めたブランドに与えた称号が始まりとされています。
2021年現在、ロイヤル・ワラントの称号を授与できるのはエリザベス女王・エジンバラ公フリップ・チャールズ皇太子の3人です。
ロイヤルワラントは、5年毎に精査・選定されるため、長年ロイヤルワラントを有しているETTINGERは、品質・デザイン性の高さを紡ぎ続けるイギリスの名門ブランド言えます。
メンズ財布を展開しているイギリスのブランド
ここからは、メンズ財布を展開しているイギリスのブランドを一覧にまとめて紹介していきます。
展開する代表的な財布・特徴といった詳細もまとめていきますので、是非参考にしてみて下さい!
ブランド | 特徴 |
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス) | 創業:1860年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
ETTINGER(エッティンガー) | 創業:1934年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
GLENROYAL(グレンロイヤル) | 創業:1979年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
BURBERRY(バーバリー) | 創業:1856年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
Paul Smith(ポールスミス) | 創業:1970年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド) | 創業:1971年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
dunhill(ダンヒル) | 創業:1893年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
JIMMY CHOO(ジミー チュウ) | 創業:1996年 公式サイト≫ ブランド解説≫ |
Tusting(タスティング) | 創業:1875 公式サイト≫ |
FRED PERRY(フレッドペリー) | 1952年 公式サイト≫ |
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
創業:1860年
創業当初から、貴族達の要望に答える高級馬具メーカーとして名を馳せてきたブランド。現在では高級財布ブランドとしての知名度が高く、幅広い層から支持を集めている。ブライドルレザーに、創業当時の自社工場をモチーフとしたロゴを刻印した財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
ETTINGER(エッティンガー)
創業:1934年
品質の高いハンドメイドのレザーグッズを長年製造してきたブランドで、その功績から1996年にチャールズ皇太子からロイヤルワラントを授与される。ブライドルレザーを採用した財布が代表的で、ロイヤルワラントを内部にあしらったデザインが特徴的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
GLENROYAL(グレンロイヤル)
創業:1979年
英国御三家の中で一番若いブランドだが、品質の高さや素材の良さは他2つに引けをとらない。表面はクラシカル、内部は機能とファッションを重視したブライドルレザーの財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
BURBERRY(バーバリー)
創業:1856年
トレンチコートの生みの親としても有名で、高級ブランドとして幅広い層から支持されている。ブランドのアイコンでもある、バーバリーチェックをあしらった財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
Paul Smith(ポールスミス)
創業:1970年
カジュアルながらどこかクラシカルなデザインが幅広い層から支持されており、女性からも印象の良いブランド。キャッチーなストライプ柄をあしらった財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)
創業:1971年
ukロックやパンクカルチャーとも結びつきが深く、ミュージシャンや若者を中心に人を集めるブランド。イギリスの王位を象徴する標章をモチーフとした、ブランドロゴをあしらった財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
dunhill(ダンヒル)
創業:1893年
シックで男らしいデザインが高く評価されており、ビジネスマンや中堅層から支持の厚いブランド。ブランドのメタルロゴを象ったシンプルな財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
JIMMY CHOO(ジミー チュウ)
創業:1996年
高級感がありながらもウィットに富んだデザインから、若者を中心に人気を集めているブランド。星型のスタッズをシンプルなボディーに散りばめた財布が代表的。
公式サイト≫
ブランド解説≫
Tusting(タスティング)
創業:1875
Tustingは長年イギリスの名門ブランドへ革を供給してきたタンナーで、1990年からレザーアイテムの展開を始めている。革の良さが感じられるシンプルな財布が代表的で、コストパフォーマンスも抜群に高い。
公式サイト≫
FRED PERRY(フレッドペリー)
1952年
モッズファッションやミュージック・シーンにも関わりが深く、幅広い層から支持されているブランド。ブランドのアイコンである月桂樹のロゴを採用した財布が代表的。
公式サイト≫
メンズ財布を展開しているイギリスのブランド おすすめ3選
上記のブランド一覧の中に知っているブランドはいくつあったでしょうか。イギリスのブランドの特徴を見てみると、やはりクラシカルなデザインを多く採用している事がわかります。
最後に、当サイトがおすすめするメンズ財布を展開しているイギリスのブランドを「おすすめ3選」という形で3つご紹介したいと思います。
やはり、イギリスの財布といえば「英国御三家」は外せない、ということでおすすめ3選は”「Whitehouse Cox・ETTINGER・GLENROYAL」”をピックアップしました。
より詳しく、ブランドの特徴をまとめましたので気になる方は是非チェックしてみて下さい。
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
国 | イギリス |
---|---|
創業 | 1875年 |
価格 | 4万円~8万円 |
HP | https://www.frame.jp |
ETTINGER(エッティンガー)
国 | イギリス |
---|---|
創業 | 1934年 |
価格 | 4万円~8万円 |
HP | https://ettinger.jp/ |
GLENROYAL(グレンロイヤル)
国 | イギリス |
---|---|
創業 | 1979年 |
価格 | 4万円~8万円 |
HP | https://glenroyal.jp/ |
まとめ
ここまで、イギリスのメンズ財布を展開しているブランド・財布の特徴を詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
イギリスには、イギリスの土地柄・伝統を反映された歴史あるブランドが数多くあり、ブランドそれぞれがクラシカルでどこか洗練されたデザインの財布を数多く展開しています。
紹介した中に気になるブランドがあった方は、是非財布を購入する際の参考にしてみて下さい!