英国革ブランド御三家の1つグレンロイヤル!その財布の魅力と評判まとめ

グレンロイヤルは革製品ブランドの中でも高品質を誇るハイエンドクラスのブランドです。

価格帯は決して安くはありませんが、その品質は折り紙付きで高めの値段にもそれなりの理由があり、革製品を愛好するレザーマニアの間では圧倒的な支持を得ているブランドです。

日本ではさほど馴染みがないブランドかもしれませんが、本国のイギリスでは新興の存在ながらイギリス革製品ブランドの御三家に数えられることも多く、名実ともに実力派の革製品ブランドです。

そんなグレンロイヤルの革の特徴や財布の魅力をまとめてみました。

グレンロイヤルはスコットランドのブランドです

グレンロイヤル(GLENROYAL)logo

出典:glenroyal.jp

 
グレンロイヤルはスコットランドの中西部、エア・シャー地域に拠点を置くブランドで、主に財布やバッグなどの革製品を販売する革製品ブランドです。

設立は1979年。設立者の名前はピーター・パティソンです。

スコットランドはイギリスを構成する4つの国の1つ

イギリスとは4つの国連合体の総称

出典:naohilog.com

イギリスはスコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドの4カ国で構成されています。

4つの国はそれぞれ独立国家としての主権はないものの、国際社会では国として定義されるのが一般的です。

したがって、いわゆるイギリスという国や、イギリス人という認識は明確にいうと誤りです。イギリスの国旗は存在しますがそれは連合国の国旗であり、イギリスを構成する4カ国にはそれぞれ国旗が存在します。

例えば、サッカーのW杯も4ヵ国がそれぞれ代表チームを編成して出場しています。

この辺りの事情はかつてのイギリス帝国の植民地政策などの歴史がベースとなっているため、日本人の感覚では理解し辛いかもしれません。

もしグレンロイヤルの財布を持つならそのご当地のお国柄を知るのも製品に愛着を沸かせる要素となり得るのではないでしょうか。

グレンロイヤルってどんなブランド?

グレンロイヤルは新参な存在

欧州(ヨーロッパ)では、古くから狩猟が盛んであり、革の加工技術も伝統的な文化であり、その歴史は1000年以上になります。

欧州の革加工技術は長い歴史の中で洗練され、今に伝わります。

そのため設立から100年を越す、名門と呼べる革製品のブランドも多く存在する欧州の中ではグレンロイヤルは新参な存在といえます。

しかしグレンロイヤルの製品はその品質が高く評価されており、現在では革ブランドの英国御三家の1つに数えられることも多く、欧州に数多く存在する革ブランド中でも新進気鋭な存在と形容するのがふさわしいと思われます。

イギリス革ブランドの英国御三家とは

グレンロイヤルは革素材の中でもブライドルレザーという加工方法にこだわりをもつブランドです。

その品質は多くの愛好家や専門家に賞賛されています。グレンロイヤルの製品=ブライドルレザーというイメージを持つ人も多いと思います。

グレンロイヤルは渋い男性用の財布やビジネスバッグが多く、男性御用達のブランドというイメージが強いですが、女性向けの製品もあり、日本でも入手可能です。

財布の他には様々なサイズのバッグ、手帳カバーやキーケース、カードケース、近年ではタブレットPC用のカバーなど、小物製品も数多く手掛けています。

グレンロイヤルという名前の由来

グレンロイヤル(GLENROYAL)という名前は、【グレン(GLEN)】と【ロイヤル(ROYAL)】の2つの言葉から成り立っています。

グレン=スコットランド古くから存在するゲール語という言語で【峡谷】を意味します。
ロイヤル=英語で【王室】を意味します。

つまり直訳すると、”渓谷王室”、となってしまいますが、スコットランド人の間ではそのように解釈はされず、「純粋さ」、「格式の高さ」、「由緒正しさ」、といった高潔なイメージを与える名前となっています。

グレンロイヤルはあくまで固有名詞であり創業者のピーター・パティソン氏の造語です。

創業者のピーター・パティソン氏の経歴

グレンロイヤル創業者のピーター・パティソン氏の経歴

出典:ameblo.jp/

グレンロイヤルを創業したピーター・パティソン氏(以下、ピーター氏)は学生時代に美術大学でデザインを学びました。卒業後はキーバックス社というバッグを取り扱う企業に就職し、社会人1年目で早くもその才能を発揮します。

入社から1年でデザインディレクターに抜擢という異例の昇進を果たし、それから3年後には独立してチェッカーレザー社という会社を設立します。

チェッカーレザー社の事業は残念ながら失敗してしまったようですが、その後に改めて設立されたのがグレンロイヤルというわけです。

ちなみにピーター氏は2018年現在も健在で、2000年以降も度々来日にしてグレンロイヤルのイベントに顔を見せています。

グレンロイヤルが得意とするブライドルレザー

ブライドルレザーは欧州の皮加工技術の中でも古い技法であり、その歴史は1000年以上遡ります。

最も大きな特徴は革加工の段階でその堅牢さを高めるため、蝋を何度も革に塗り込むことです。この蝋の塗り込みによって革の繊維が引き締まり、とても丈夫な革素材に加工されます。

ブライドルレザーは白い粉のようなものが表面に浮き出ているのが非常に特徴的です。表面に付着している白い粉は【ブルーム】と呼ばれ、上記で解説した蝋の成分が浮き出たものです。

ブライドルレザーは最初、ブルームによって白っぽい印象ですが、使い込むうちにブルームは取れていき、独特の光沢が出てきます。この表情の変化がブライドルレザーの最大の魅力といえます。

ブライドルレザーは縫製が非常に難しい

ブライドルレザーは蝋を塗りこむという加工方法から、普通の革素材よりも硬くなってしまい、縫製が非常に難しい素材といえます。つまり扱いが難しい革素材といえるのです。

ブライドルレザーを縫製して1つの製品を作り上げるのは財布にしてもバッグにしても非常に手間がかかり、熟練の職人による技術が不可欠となります。

このように扱いがとても難しいブライドルレザーを専門的に扱い、非常に高い品質の製品を作り上げ、提供し続けるのがグレンロイヤルの最大の特徴であり、高い評価を得ている理由です。

エイジング変化が楽しめる仕上がり

ブライドルレザーは古くは馬具に使われることが多く、その堅牢性が最大の特徴でもあります。

このためグレンロイヤルのブライドルレザー製の財布は耐久力が折り紙つきで、適切に手入れをすれば数十年の使用にも耐えます。その間に革はエイジングによりより渋みのある味わい深い表情に変わっていくでしょう。

特にグレンロイヤルのブライドルレザーは自然素材の染料で、通常よりも長い時間をかけて染み込ませます。

ケミカル系の染料は一切使わず、時間をかけて色を染めるという製法で、他のブライドルレザーと比べても強めのエイジング変化が楽しめる仕上がりとなっています。

このような製法は1000年以上の長い歴史の中で知ることができる経験則の技術であり、日本の革製品も仕事の丁寧さに定評はあるものの、やはり欧州の革加工技術は日本のそれよりも一日の長があるといえます。

グレンロイヤルの財布の特徴

グレンロイヤルの財布のデザインは、オーソドックスでシンプルなデザインです。
しかしそれは、財布を閉じた状態でのことで、例えば長財布の場合でも、開いてみると中身の構造は意外と特徴的で遊びにあるデザインが多いです。

これはライバルブランドともいえる、やはりシンプルなデザインが特徴の【ホワイトハウスコックス】と比べても割と顕著のような気がします。

ホワイトハウスコックスもブライドルレザー独特の渋い素材を活かしたシンプルな、いかにも英国紳士が持ちそうなデザインの財布が多いです。それは財布を開いた時も同様で、実に無駄を排したシンプルな構造が多いです。

同じ見た目はシンプルでもグレンロイヤルの財布は内部構造が非常に小洒落た感じで、独特のカーブを描くポケットやジップのラインなど、意図的に特徴を持たせようという方向性が見受けられます。

この辺りはグレンロイヤルが英国革ブランドの御三家に数えられる存在でありながら、その歴史は40年弱と、比較的新興のブランドであることが関係しているのかもしれません。

グレンロイヤルの財布の評判、口コミ情報

グレンロイヤルの財布を実際に使っている人は製品にどのような印象を持っているのでしょうか?
インターネット上での、肯定的な意見と批判的な意見をそれぞれ紹介します。

肯定的な評価の口コミ

楽天レビュー

女性ですが、黒を購入しました。
カードが5枚しか入らないので、 色々なお店のカード類を持ち歩くには 不便かもしれませんが、 デザイン的には女性でもいけると思います。 ブルームを落としてくれているのか、 あまり白い粉は着いてなく、そのまま使用しています。 レザーの状態の変化が楽しみです。
引用元:review.rakuten.co.jp/

Amazonレビュー

出典:amazon.co.jp

色名: Havanaサイズ名: Free Amazonで購入
雑な縫製は折り込み済み。確かにお札はあまり入りませんが、革の質感、色合いは良好です。長く使いたくなります。

全てにおいて最高級だと感じました。
革の良い香りに癒されます。
カード入れは5枚と少ないですが必要最低限で十分でしょう。
スーパーブランドを好まない方々の大人の財布です。

札・硬貨を入れる箇所にはマチがついておらず若干の使いづらさは否めませんが、それによって薄く品のある仕上がりにも繋がっていると感じます。革の質感は思ったより柔らかくしっとりしており、色味もキレイで非常に気に入りました。

否定的な意見

Amazonレビュー

出典:amazon.co.jp

札入れがきつく、普段使いに難がありそうで返品しました。
縫製や革のクオリティも値段の割には・・・。
ルックスはスマートで非常に良かったのですが、残念です。

高級な革の財布を購入したのが初めてなのでわかりませんが財布の角や縫製の周りに剥がれが目立ちます。

口コミ情報の総括

ブライドルレザーの素材の良さや質感を絶賛する意見が多い反面、縫製などのディティールの細工に不満を持つ人が多いようです。

特に日本製の革製品は縫製のレベルが非常に高く、縫い目の間隔がほぼ一定なのは当たり前というハイレベル技術に定評があります。

それに対し、海外製品は総じて日本製と比べて細かい部分での細工は劣ることが多いようです。これはグレンロイヤルに限らず、多くの海外ブランドに見られる傾向といえます。

グレンロイヤルの人気財布の紹介

グレンロイヤルの財布の主要な製品ラインナップを紹介します。

長財布の定番【ラウンドロングパース】

長財布の定番、【ラウンドロングパース】

出典:yahoo.co.jp

メンズタイプの長財布で最も人気があり、定番アイテムあると思われるのが【ラウンドロングパース】です。

二つ折りにして収納するときはジップではなくボタンで留める作りになっている点がいかにもクラシカルなデザインを好むグレンロイヤルらしさが表れています。

開くと小銭入れのジップラインはカーブを描くような独特のデザインとなっており、グレンロイヤルらしい遊びが利いているデザインもグレンロイヤル愛好家には高ポイントです。

グレンロイヤルの長財布の定番となる位置づけで、オススメの逸品です。

グレンロイヤル公式 ROUND LONG PURSEを見てみる

よりシンプルな長財布【ジップラウンドロングパース】

よりシンプルな長財布を好む場合は【ジップラウンドロングパース】

出典:british-made.jp

スタンダードなジップで折りたたむタイプの長財布を好む場合はこちらの【馬革(コードバン)と牛革(ブライドル)のコンビ】がオススメです。

こちらはブライドルレザーとキャンパス生地を組み合わせて作られています。どちらも耐久性に定評があり、抜群の堅牢性を実現させています。

グレンロイヤル公式 ZIP AROUND LONG PURSEを見てみる

二つ折り財布の定番【スライディングウォレット】

SLIDING WALLET/スライディングウォレット

出典:british-made.jp

コンパクトな二つ折りの財布を求める場合はこちらの【スライディングウォレット】が人気であり、定番の位置づけといえます。
※厳密には二つ折りにして、ボタンで留める仕様のために三つ折りということになるのかもしれません。

三つ折り部分のボタンとレザーカットのラインがいかにもグレンロイヤルらしいデザインとなっているため、こちらをグレンロイヤルの二つ折り財布の定番として推します。

グレンロイヤル公式 SLIDING WALLETを見てみる

よりシンプルな二つ折り【ヒップウォレット WITH DIVIDER】

HIP WALLET WITH DIVIDER/二つ折り財布

出典:british-made.jp

グレンロイヤル公式 HIP WALLET WITH DIVIDERを見てみる

さらにコンパクトな【マネークリップ ウィズ ポケット】

MONEY CLIP WITHOUT COIN PURSE/マネークリップ

出典:british-made.jp

万能財布ともいえる【マネークリップ ウィズ ポケット】はよりコンパクトにお札とコインを収納できて、さらにカードやボールペン、スマホなども一緒に収納が可能です。

いろいろ入れてもスーツの内ポケットに収まるコンパクトさは堅牢なブライドルレザーだからこそ実現できる妙技です。

グレンロイヤル公式 MONEY CLIP WITHOUT COIN PURSEを見てみる

グレンロイヤルの財布以外の人気アイテム

グレンロイヤルは財布以外にも様々なレザーアイテムを提供しています。その中でも人気のラインを紹介します。

グレンロイヤルの定番アイテム、【ビジネスバッグ】

グレンロイヤルの定番アイテム、【ビジネスバッグ】

出典:rakuten.co.jp

グレンロイヤルは男性向けの製品も女性向けの製品も提供していますが、どちらかというと紳士向けのブランドイメージが強いといえます。

その理由は、グレンロイヤルの代名詞ともいえるブライドルレザーの渋みのある質感が大人の男性のファッションとマッチしているからだと思われます。そのためグレンロイヤルのビジネスバッグはビジネスマンの憧れのアイテムといえます。

革小物製品

グレンロイヤルのレザーの小物製品も豊富にリリースしています。すべての製品はスコットランドの職人によるハンドメイドで非常に高いグレードを誇っており、グレンロイヤル制の革小物はさりげないオシャレを演出するのにとても効果的です。

6 HOOK KEY CASE/キーケース

6 HOOK KEY CASE/キーケース

出典:british-made.jp

車や家の合鍵をまとめておけるキーケースです。非常にシンプルなデザインで男女の区別なく愛用できます。もちろん革の素材はブライドルレザーを使用しています。

NOTE BOOK COVER M/ノートカバーM(手帳カバー)

NOTE BOOK COVER M/ノートカバーM(手帳カバー)

出典:british-made.jp

手帳カバーも人気のラインナップです。

昨今はスマホの普及により、そちらのメモ機能を使うために手帳を持ち歩く人が減ってきているようですが、それでも普段から過密なスケジュールで動く人に手帳は便利な存在です。

スマホやPCの普及により、ペンで紙に字を書く機会が減りつつありますが、手帳を持ち歩けばその機会も増えます。アナログの便利さを忘れないためにも手帳を持ち歩くのは良い習慣といえます。

高品質の手帳カバーで自分の手帳を装飾すればそれだけ愛着も沸きますね。

BOOK COVER/ブックカバー(文庫)

BOOK COVER/ブックカバー(文庫)

出典:amazon.co.jp

新書サイズの本を収納出来るブックカバーです。

本屋さんで本を読むのが好きでバッグには常に本が入っている、という人はブックカバーにもハイグレードなレザーカバーを利用してみてはいかがでしょうか?

本を読むのがより楽しみになること請け合いです。文庫本サイズのブックカバーもあります。

偽物に関する情報と取扱店舗に関する情報

グレンロイヤルは抜群の革品質とクラシカルなデザインで熱狂的な愛好家が多いブランドですが、ルィヴィトン、グッチ、コーチ、などのいわゆる人気ブランドとは一線を画する存在です。

いわゆるマニアの間で高い評価を得る硬派なブランドのため、特に本での市場規模はさほど広いとはいえません。そのため日本に流通しているグレンロイヤルに偽物はほとんどないと考えても問題はないかと思います。

どちらかというと量より質を重んじるため、日本では偽物を作るリスクを冒すほど数が捌けないというのが実情です。
以上のことから、偽物を掴んでしまうリスクは少ないブランドといえます。

とはいえ本国のイギリスでは革製品ブランドの御三家に数えられる圧倒的な知名度と人気を誇るブランドです。

グレンロイヤルの日本の取扱店舗

グレンロイヤルの正規取扱店は以下のサイトを参考にしてください。
公式:GLENROYAL(グレンロイヤル)

公式サイト以外でも、楽天市場Amazonといった主要なインターネット通販でも新品や中古品が多く取り扱かわれています。

まとめ

グレンロイヤルについての特徴や魅力をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

おさらい

  • グレンロイヤルはイギリスでは革製品ブランドの御三家に数えられる非常に人気の高いブランド
  • ブライドルレザーは使い込むほどの独特の光沢が出てきて、実に味わい深い渋みのある表情に変化し、革のエイジングを楽しめる
  • グレンロイヤルは財布が人気のアイテムですが、財布に限らず様々な革製品をリリースしている
  • 日本ではさほど大きな市場規模とはいえませんが、革製品を愛好する人たちからは圧倒的な人気を誇る、実力派のブランド

革製品の魅力を堪能したいと考えるレザー好きに方はきっと満足のいく、本格派の革ブランドではないでしょうか。

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大人の男性におすすめの人気革財布ブランド ココマイスター

本場ヨーロッパの最高級の革素材を贅沢に採用し、伝統技術を継承してきた日本の熟練職人が手作業で縫製。シンプルながら古くない、圧倒的な存在感を放つデザイン性。それでいてブランドを主張しすぎず、持ち主の威厳をさりげなく演出するような、理想を追求する財布のブランド「cocomeister」。まだまだ「新進気鋭の革財布ブランド」と言えますが、そのクオリティの高さは、すべての男性にとって、一見の価値アリ

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