近年では“ミニマリスト”という言葉が流行していますが、これは“ミニマリズム(最小限主義)”を生活で体現している人を指す言葉になります。
日本では“断捨離”や“シンプル・イズ・ベスト”という言葉もミニマリズムに通ずるところがあるので、ミニマリストという言葉に違和感を覚える人は少ないのではないでしょうか。
電子決済が普及しはじめている昨今、ミニマリストの間で財布のミニマリズムも加速傾向にあります。
そこでここでは、
- ミニマリストとは?
- ミニマリストとして有名な人?
- ミニマリストが愛用している財布の特徴
- ミニマリストにおすすめのメンズ財布7選
ミニマリストとして有名な人について詳しく知りたいという人や、ミニマリストがどのような財布を愛用しているのか興味があるという人は、ぜひ参考にしてみてください!
ミニマリストとは?
出典:magaseek.com
ミニマリストとは“ミニマリズム(最小限主義)”を取り入れている人のことを指しており、主に必要最小限のものだけで生活している人に使われています。
また、ミニマリストの多くは断捨離が得意です。いらないと判断したものは潔く処分するため、多くのものを持つということが少ない傾向にあります。
このように、ミニマリストは持たないことを常に意識しているので、毎日使用する財布やバッグなどにもこだわりを持っている場合がほとんどです。
ミニマリストとして有名な人は?
ミニマリストはテレビや雑誌などのメディアでも度々取り上げられることがあります。紹介されるときはミニマリストとして有名な人の言葉を引用したり、優れている点を紹介しているイメージです。
しかし、一般的にミニマリストとして有名な人が思いつかないという人も多いのではないでしょうか。そこでここでは、実はミニマリストだった有名人についてご紹介します。
堀江貴文
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堀江貴文さんと言えば、過去にはライブドア代表取締役社長として一躍有名になった人。現在では、討論番組やSNSで持論を発信したり、民間単独のロケットを宇宙に到達させたりしたことが有名です。
そんな堀江さんもミニマリストの一人で、“捨て本”という本を出版しているほどです。
捨て本は、「捨てること」「持たないこと」を徹底した思考法を用いてビジネスや人生を豊かにするメソッド集となっています。
また、堀江さん自身はスーツケース3個分程度の持ち物だけで生活しており、今では、スマホさえあれば生活に困ることはないようです。
参考:「究極の断捨離」を経た堀江貴文がスマホで管理している捨てられなかった意外なモノとは?
スティーブ・ジョブズ
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iPhoneやiPodなどで有名な“アップル”の設立者であるスティーブ・ジョブズもミニマリストの一人です。
ジョブズは毎日同じ服を着ていることで有名ですが、同じ服を着ることへのこだわりがいくつかあるのをご存知でしょうか?
- 毎朝着る服を考える時間が不要になる
- 脳の負担を軽減できる(考える・判断することが脳の負担になる)
- 判断力はすべて仕事に使いたい
このように、ジョブズは無駄や余計なエネルギーを省く人として有名です。
バラク・オバマ
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アメリカで初めてのアフリカ系アメリカ人として大統領になった人物として日本でも有名な人物です。実はオバマも前述したジョブズと同じような理由で、基本的にグレーかネイビーのスーツしか着ません。
重要な場面でしっかりと決断できるように、なるべく無駄な決断は避けたいという思いがあります。
ジョブズもオバマもミニマリストらしい考え方と言えるでしょう。
その他、多くの有名人がミニマリストとして知られている
前述以外にも、多くの有名人がミニマリストとして知られています。一例は以下の通りです。
- オリエンタルラジオ:中田敦彦さん
- 女優:北川景子さん
- 俳優:高橋英樹さん
- フェイスブック創設者:マーク・ザッカーバーグ
このように、日本でも知名度が高い人物がミニマリストとして認知されています。
日本を代表する俳優である高橋英樹さんは70歳を過ぎてからスーツ1000着や家電などを含めて、約33トンの物を処分したというから驚きです。
参考:高橋英樹、断捨離で33トン捨てる「スッキリしました」
また、女優の北川景子さんは“洋服は10着ぐらいしか持たない”とテレビで発言しており、1つ買ったら1つ捨てることをルールにしています。
参考:北川景子「服10着」、ガッキー「パーカー好き」…人気女優の“庶民的”ファッション事情
ミニマリストが愛用している財布の特徴
ミニマリストは愛用している財布にもこだわりを持っているケースがほとんどです。
そこでここでは、ミニマリストが愛用している財布の特徴についてご紹介していきます。
スリムでコンパクトな財布
出典:crafsto.jp
ミニマリストが愛用している財布の特徴の一つとして、スリムでコンパクトな財布が挙げられます。
大きな容量のバッグをほとんど持ち歩かないミニマリストにとってスリムでコンパクトな財布は持ち歩きやすく、使いやすいため、愛用するミニマリストが多い印象です。
▼おすすめ財布まとめ
⇒キャッシュレス財布13選
容量が小さめな財布
容量が小さい財布もミニマリストが愛用する財布の特徴の一つです。
出典:cartolare.jp
ミニマリストは財布の中身も最小限で良いと考える傾向にあるため、ラウンドファスナー長財布をはじめとする長
財布タイプよりも、薄い財布やL字ファスナーミニ財布の愛用者が少なくありません。
また、容量が小さな財布はキャッシュレス化が進んでいる現代との相性も良いと言えるでしょう。
▼おすすめ財布まとめ
⇒メンズの薄い財布ブランド12選
⇒L字ファスナー財布13選(ミニ財布)
小銭入れのない財布
日本では一般的に小銭入れ付き財布が好まれていますが、ミニマリストの間では小銭入れが付いていない財布を愛用しているケースも増えてきています。
小銭入れ付きではない財布を愛用しているミニマリストはカード決済や電子決済を主とした使い方をしている場合と、小銭入れを別途で持っている場合がほとんどです。
基本的にはカード決済、使えない場所では紙幣というように、ハイブリッドな使い方をしている印象です。
▼おすすめ財布まとめ
⇒札入れおすすめブランド17選
【番外編】そもそも財布を持たない
ミニマリストの中には、驚くことに「そもそも財布を持たない」という声もあります。これは前述の“ミニマリストとして有名な人”でもご紹介している堀江貴文さんも同様の声を発しています。
ミニマリストの財布不要論については“スマホ”の存在が大きいでしょう。
スマホは単に電話やメールができるだけではなく、たとえば電子マネーが使えたり、交通系ICカードが使えたり、財布の中にある機能(お金・クレジットカード等)を凝縮したツールでもあります。
そのため、少なからずスペースを奪う財布というツールをスマホに置き換えてしまおうと検討しているミニマリストは増加傾向にあるようです。
ミニマリストにおすすめのメンズ財布7選
薄いタイプ(お札/小銭/カード/鍵)ローランド モデル:abrAsus
財布のスペック
価格:¥17,000
カード入れ:約5枚+鍵ポケット+札入れ1ヵ所
小銭入れ:あり(ホックタイプ/約15枚収納可)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★★
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
薄い財布が人気で、コンパクトウォレットを探している人や、ミニマリストから圧倒的な支持を受けているブランドです。
厚みが約13mmという設計かつ、必要なものだけを入れる財布になるので、非常にコンパクト性能が高い点が特徴になります。最低限のものだけを持ち歩きたいミニマリストとの相性は抜群です。
薄いタイプ(お札/小銭/カード/鍵)ローランド モデルを見てみる
マルチタイプ(小銭/カード/鍵):Paul Smith
財布のスペック
価格:¥19,800
カード入れ:2枚+鍵ポケット
小銭入れ:あり(L字ファスナータイプ)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★☆☆
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
主に若年層から支持されている人気ブランド“ポール・スミス”から販売されているマルチウォレットになります。キーケースとしての機能とカード入れ、小銭入れとしての機能を持っており、カード決済や電子マネー決済が主流な人との相性が良い印象です。
札入れとしての機能はありませんが、小銭入れは間仕切り付きになるので、片側に折りたたんだ紙幣を入れたり、レシートを入れたりすることもできます。
マルチタイプ(小銭/カード/鍵)を見てみる
L字ファスナータイプ(お札/小銭入れ/カード):COCOMEISTER
財布のスペック
価格:¥32,000
カード入れ:2枚+フリーポケット3枚+札入れ1ヵ所
小銭入れ:あり(BOXタイプ)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★★
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
ココマイスターが取り扱っているシリーズでも人気の高い“カルドミラージュシリーズ”から販売されているL字ファスナー財布になります。
一般的な財布としての機能性に劣らない収納力を持っている反面、コンパクトで扱いやすい点が魅力です。お洒落も楽しみたいミニマリストにおすすめ。
L字ファスナータイプ(お札/小銭入れ/カード)を見てみる
L字ファスナータイプ(お札/小銭/カード):CRAFSTO
出典:crafsto.jp
財布のスペック
価格:¥29,700
カード入れ:4枚+フリーポケット2枚+札入れ1ヵ所
小銭入れ:あり(スリットタイプ)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★☆
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
新進気鋭のブランドでありながら、革へのこだわりと品質の高さが注目を集めている“クラフスト”のL字ファスナー財布。
知名度は低めですが、重厚感のある高品質なL字ファスナーは紳士的に使いやすく、ビジネスシーンでもミニマリズムを徹底したいという人におすすめです。
L字ファスナータイプ(お札/小銭/カード)
二つ折りタイプ(お札/カード):Louis Vuitton
財布のスペック
価格:¥70,400
カード入れ:3枚+フリーポケット4枚+札入れ2ヵ所
小銭入れ:なし
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★☆
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
不動の人気を誇るハイブランド“ルイ・ヴィトン”が取り扱っている二つ折りタイプのウォレットです。小銭入れが付属していない分、コンパクトな設計になっています。
ハイブランドということもあり価格帯が高めですが、ハイブランド志向のミニマリストや、カード決済や電子マネー決済を主流としているミニマリストにおすすめです。
二つ折りタイプ(お札/カード)を見てみる
二つ折りタイプ(お札/小銭入れ/カード):Cartolare(カルトラーレ)
財布のスペック
価格:¥21,450
カード入れ:5枚+フリーポケット3枚+札入れ1ヵ所
小銭入れ:あり(L字ファスナータイプ)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★☆
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
コンパクトウォレットを得意としているブランド“カルトラーレ”から販売されている二つ折りタイプの財布になります。
機能面が非常に充実しているだけでなく、コンパクト性も高いためミニマリストとの相性が良い印象です。持ち運びしやすいサイズ感になるので、厚みを気にする人にも向いているでしょう。
二つ折りタイプ(お札/小銭入れ/カード)を見てみる
フラグメントケースタイプ(小銭/カード):CRAFSTO
出典:crafsto.jp
財布のスペック
価格:¥21,450
カード入れ:4枚+フリーポケット3枚
小銭入れ:あり(ファスナータイプ)
内装革の処理:あり
総合評価:★★★★★
(デザイン/機能面/ブランド力/コスパ)
人気急上昇中のブランド“クラフスト”のフラグメントタイプの財布になります。カードポケットとフリーポケットが充実しており、小銭入れは間仕切り付きで使いやすい印象です。
小銭入れスペースを上手く使うことで、レシートや紙幣の収納も可能。使いやすく、機能的な財布を探しているミニマリストにおすすめです。
フラグメントケースタイプ(小銭/カード)を見てみる
まとめ
ミニマリストの定義は人によって微妙に異なることがありますが、ほとんどの場合で“持たないことを意識・実践する人”を指しています。
また、ミニマリストとして有名な人は意外に多く、国内で広く知られている俳優や女優、世界的規模で知名度のある実業家など、誰でも一度は耳にしたことがある著名人が多かったのではないでしょうか。
これからミニマリストを目指すという人は、今回ご紹介した著名人の考え方や、ミニマリストが愛用している財布の特徴、ミニマリストにおすすめの財布などを参考にしてみてください!