このページでは、【メンズ向け】キャッシュレス財布の上手な選び方と、おすすめの財布を4つのタイプ別(ハイブランドや機能性を重視した財布など)に14選ご紹介。
また、キャッシュレス財布とは?についても解説しています。
昨今ではお金にまつわる電子化も進み、以前よりもお財布の容量を小さくしたり、お金を持ち歩いたりしなくても問題ないと考えられるようになってきています。
いわゆる“キャッシュレス時代”というものです。
まだまだ日本では馴染みがないという人もいるかもしれませんが、中国を筆頭に世界中でキャッシュレス化が進んでいる時代です。
馴染みのない人は、キャッシュレスについて詳しくないことも多いでしょう。
そこでここでは、
- キャッシュレス財布の定義とは?
- キャッシュレス財布の上手な選び方は?
- おすすめキャッシュレス財布14選
こちらについてご紹介します。
キャッシュレス財布がどのようなものなのか、その特徴や魅力について理解を深めたい人や、おすすめのキャッシュレス財布が知りたいという人は、ぜひ参考にしてください。
アイチャッチ画像の財布は、crafstoのフラグメントケースです。
キャッシュレス財布とは?
キャッシュレス財布と言われるものの、具体的にキャッシュレス財布とはどのようなものなのでしょうか?
キャッシュレス財布についてご紹介します。
そもそもキャッシュレスとは?
まずはじめに、キャッシュレスとは何なのでしょうか?
キャッシュレスとは簡単に言ってしまえば“現金以外の決済方法”を指しています。
キャッシュレスは主に、クレジットカード・デビットカード・ICカード・電子マネー・プリペイドカードなどの種類があります。
キャッシュレス財布とはどんな財布?
前述でキャッシュレスの意味についてご紹介しましたが、では、キャッシュレス財布とはどのようなものでしょうか?
キャッシュレス財布とは“キャッシュレスを十全に使える財布”です。
キャッシュレスは現金以外の決済方法になるので、キャッシュレス財布には札入れや小銭入れが付いていない、あるいは、最小限のスペースしか確保されていません。
そのため、キャッシュレス財布とは“クレジットカードやICカードをメインに収納できる財布”という認識で問題ないでしょう。
キャッシュレス財布は必要最低限なスペースを確保している分、コンパクト性も高く、持ち運びしやすくて使いやすいという点が大きなメリットになるでしょう。
キャッシュレス財布を上手く活用している人はどんな人?
加速するキャッシュレス時代に対応するため、キャッシュレッシュ財布は現代人にとって欠かせないアイテムになりつつあります。
そんな中、キャッシュレス財布を上手く活用している人はどんな人なのでしょうか?
キャッシュレス財布を上手く活用している人の特徴についてご紹介します。
決済用カードと電子マネーの併用
キャッシュレス財布を上手く活用している人は、決済用のクレジットカードやデビットカードを2枚程度持ち歩いている様子が見られます。
決済用カードに加えて、スマホで使える電子マネーやICカードも用意しているという人も少なくありません。
キャッシュレス財布のコンパクト性を最大限に活かした使い方は、とても上手なキャッシュレス財布の活用方法と言えるでしょう。
小銭は最低限に、紙幣はお守り程度に
キャッシュレス時代が到来したといっても、日本はまだまだキャッシュレスの波に対応できていない場所や、お店もあります。
そのようないざという時のために、小銭や紙幣をお守り程度にキャッシュレス財布のフリースペースに入れている人も少なくありません。
キャッシュレス財布という呼称ではありますが、余分にスペースがあるキャッシュレス財布であれば、お守り程度の現金を入れておいた方が上手な活用をしていると言えるでしょう。
どんぶり勘定を回避して支出管理はしっかり
キャッシュレス決済は、クレジットカードやデビットカードを使用しての決済であるため、使いすぎてしまうことを心配する人も少なくありません。
しかし実際には、どんぶり勘定(=細かな計算なしで大まかな支出をすること)を回避することができるので、使いすぎてしまうという心配とは無縁です。
また、それに加えてスマホやパソコンを用いることで、何月何日にいくら使ったという支出管理が手軽に、いつでも行うことができます。
このように、キャッシュレス財布を上手く活用している人は、支出管理まで余念がありません。
キャッシュレス財布 上手な選び方
百貨店を中心にキャッシュレス財布の人気は上昇傾向にありますが、その種類は決して少ないものではありません。
たとえば、カード収納機能だけのものや、小銭が1000円分入るものなど、ひと口にキャッシュレス財布と言っても、その種類は膨大です。
そこでここでは、キャッシュレス財布の上手な選び方についてご紹介します。
- なるべく軽量で薄いものを選ぶ
- カード入れの容量を重視して選ぶ
- 皮革素材と人気の本革ブランドで選ぶ
- 海外ハイブランドなどのブランドネームで選ぶ
1.なるべく軽量で薄いものを選ぶ
キャッシュレス財布はコンパクト性の高いものが多いですが、その中でも、特に軽量なものや、薄いデザインが特徴となっているものがあります。
軽量なキャッシュレス財布の魅力は、ジャケットやパンツのポケットに入れて持ち歩いても重さを感じにくく、ストレスフリーで毎日使いやすいという点です。
また、薄い財布はパンツやバッグなどのちょっとしたスペースに入れて持ち歩けるため、よりコンパクト性を求めている人に魅力と言えます。
2.カード入れの容量を重視して選ぶ
キャッシュレス決済で使用するものは現金ではなく、クレジットカードを中心としたカード類になるので、カード入れの容量を重視して選ぶという方法もおすすめです。
カード入れの容量はキャッシュレス財布によって大きく異なるので、なるべく決済用カードを何枚か入れておきたいという人は、チェックするようにしましょう。
また、スマホを使用した電子マネーも併用するという人の場合、無理にカード入れの容量を重視する必要はありません。
3.上質な革素材で選ぶ
キャッシュレス財布はさまざまなブランドから販売されていますが、一般的な財布と同様に、革で作られたものも少なくありません。
革素材にこだわりがある人は、人気の本革ブランドのキャッシュレス財布の購入を検討することをおすすめします。
人気の本革ブランドが販売している長財布や二つ折り財布は高めの価格設定になっていることが多いですが、キャッシュレス財布は1万円~2万円程度で購入できることも少なくありません。
憧れの本革ブランドがあるという人は、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
4.ハイブランドなどのブランドネームで選ぶ
財布選びの定番とも言えるのが、海外ハイブランドのブランドネームで選ぶという方法です。
ルイ・ヴィトンをはじめとする海外ハイブランドも、最近ではキャッシュレス財布を販売していることが多いので、お気に入りの海外ハイブランドがあるという人にはおすすめの選び方になります。
また、キャッシュレス財布選びに悩んでいるという人にもおすすめの選び方です。
上手なキャッシュレス財布の選び方についてご紹介しましたが、ここでは、おすすめのキャッシュレス財布を以下のタイプ別にご紹介します。
キャッシュレス財布→軽量・薄さ重視
ここでは、軽量性や薄さ、デザイン性に優れているキャッシュレス財布についてご紹介します。
持ち運びしやすいキャッシュレス財布を求めている人や、お洒落なデザイン性を好む人は、ぜひ参考にしてみてください!
土屋鞄製作所:ブラックヌメ カードホルダー
価格:19,800円
中央のポケットに折ったお札、背面のファスナーポケットに小銭が収納出来る高機能なキャッシュレス財布です。カードポケットが外側に3段備わっているので「キャシュカード・クレジットカード・交通系カード」など、生活に必要なカードはバッチリ収まります。カードポケット部分には斜めにスリットが入っており、カードの取り出しやすさも抜群です。とってもスタイリッシュなデザインなので、会計シーンをスマートに演出できること間違いなしです!
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abrAsus:薄い財布
価格:18,200円
キャッシュレス財布の代表的な存在がアブラサスの薄い財布です。
軽量で薄く、デザインもシンプルで使いやすいので、キャッシュレス財布を探している人が検討することも少なくありません。
見た目以上にカードを収納することができる他、鍵ポケットや999円の小銭を入れるスペースまで設けているので、優れた機能性も人気のキャッシュレス財布です。
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エム+(エムピウ):millefoglie II P25
価格:19,800円
キャッシュレス財布としての機能性を持ちながらも、紙幣や小銭も十分収納することができる点が特徴です。
前述の薄い財布と比較するとやや厚みはありますが、折りたためるのでコンパクト性が高く、お洒落なデザインも魅力。
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大手通販サイト
楽天
Cartolare:ジャミーウォレットプラス 栃木レザー
価格:23,100円
コンパクト性と収納力を併せ持つキャッシュレス財布です。約8枚分のカード収納スペースに加えて、札入れと小銭入れも設けられています。
いざという時のために、現金を入れておきたいという人でも安心して使うことができるキャッシュレス財布です。
また、鍵を収納するスペースがある点も特徴的。
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大手通販サイト
楽天/Yahooショップ
キャッシュレス財布→品質重視(高級本革ブランド系)
ここでは、皮革素材(本革ブランド系)を重視する人におすすめのキャッシュレス財布についてご紹介します。
革素材にこだわりがある人は、ぜひ参考にしてみてください!
COCOMEISTER:カルドミラージュ・コンパクトウォレット
価格:33,000円
シンプルでワイルドなデザインが特徴的なキャッシュレス財布になります。コンパクトでありながら、小銭、紙幣、カードを収納することができるので、キャッシュレス化が進む日本で使いやすい印象です。
電子マネーやカード決済をメインとしている人を含め、キャッシュレス化に少しずつ慣れていきたいという人に向いています。
また、経年変化を楽しめる皮革であるため、革にこだわりを持ってキャッシュレス財布を選びたい人にもおすすめです。
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その他COCOMEISTERでおすすめのキャッシュレス財布
番外編として、その他、ココマイスターでおすすめのキャッシュレス財布についてご紹介します。
ジョージブライドル・ファスナー小銭入れ
価格:25,500円
コードバンと双璧をなす皮革“ブライドルレザー”を全面に使用して作られているジョージブライドルシリーズのキャッシュレス財布です。
ジョージブライドルシリーズの洗練されたデザインと重厚感はそのままに、手のひらに収まるサイズ感で使いやすい点が魅力。
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ジョリーロジャー・モーガン
価格:27,000円
表裏ブライドルレザーを使用し、表面の型押しがアクセントとなっている、デザイン性に優れたキャッシュレス財布です。
小銭とカード類を入れることを想定した仕様ですが、入れ方次第で紙幣を入れることもできます。
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ゴールドマイニング・ファルコン
価格:12,500円
独特なヴィンテージ感と、コンパクト性が魅力的なキャッシュレス財布です。
容量は特別大きくありませんが、決済用カードが3枚程度と小銭が入るスペースが設けられているので、キャッシュレス財布としての機能を十分発揮してくれます。
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土屋鞄製造所:プレーンヌメLファスナー
価格:17,600円
アコーディオンのように開く口と、片手に収まる程度のサイズ感で持ちやすいキャッシュレス財布です。
小銭やカードはもちろん、紙幣を折りたたんで入れることもできるので、現金を少しだけ持ち歩かないと落ち着かないという人にも向いています。
また、素材はヌメ革になるため、使えば使うほど革の味わいを楽しむことが可能です。
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yuhaku:YEV122 薄型二つ折り財布
出典:yuhaku.co.jp
価格:46,200円
独特な染色技法によって生まれるお洒落なグラデーションデザインが目を惹くキャッシュレス財布です。
4枚分のカードポケットと2ヵ所の札入れ、小銭入れを設けているので、機能性も抜群。約15mmという厚さもキャッシュレス財布として考慮すると魅力的です。
また、経年変化は向いていませんが、皮革素材は手触りが良く、毎日触っていたくなるような質感になります。
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CRAFSTO:ブライドルレザー フラグメントケース
出典:crafsto.jp
価格:17,820円
小銭入れの内部にマチを折り込むことで使いやすさを向上させているフラグメントケースです。厚みを押さえたスリムな形状ですが、口を大きく開いても型崩れしにくい点が特徴になります。
革素材にはクラフストを象徴するブライドルレザーを使用。キャッシュレス財布の機能性だけでなく、ブライドルレザーならではの経年変化を楽しめる点も魅力です。
また、カードホルダーの容量は4枚分となるので、カード決済が多いという人でも使いやすいでしょう。
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キャッシュレス財布→ブランドネーム重視(ハイブランド系)
ここでは、ブランドネーム(ハイブランド系)を重視する人におすすめのキャッシュレス財布についてご紹介します。
ブランドネームを気にしている人や、ハイブランドが好きな人は、ぜひ参考にしてみてください!
LOUIS VUITTON:オーガナイザー・ドゥ ポッシュ
価格:59,400円
内ポケットに5ヵ所のカードポケットと、外側ポケット、3ヵ所のクレジットカード用ポケットを設けているキャッシュレス財布です。
小銭入れや札入れは設けていませんが、その分、厚みは約10mmと薄い作りなので、特にカード決済や電子マネー決済を主流としている人に向いているでしょう。
オーガナイザー・ドゥ ポッシュを探す
BVLGARI:ビー・ゼロワン 財布
価格:63,800 円
ジップ付きコインケースと札入れ、フラップポケットに加えて、4枚分のカードポケットを設けたキャッシュレス財布になります。
三つ折りタイプなので非常にコンパクトに持ち歩くことが可能。デザインもシンプルでビジネス向けなので、ビジネスシーンでも使いやすい印象です。
また、厚みは12mm~30mmという規格になります。
ビー・ゼロワンを探す
BALENCIAGA:CASH MINI WALLET
価格:52,800円
厚みが約40mmあるので、薄いキャッシュレス財布を探している人には向いていませんが、非常にコンパクトに持ち歩ける点が魅力。
コインケースやカードポケットなど、内装も充実しているため、お守り程度の現金を持ち歩きたいという人にも向いているでしょう。
厚みよりも持ち歩きやすさを気にする人におすすめです。
BALENCIAGA公式サイトで見てみる
キャッシュレス財布→コスパ重視
ここでは、カード入れの容量を重視する人におすすめのキャッシュレス財布についてご紹介します。
キャッシュレス財布だからこそ、カード入れの容量を重視したい人は、ぜひ参考にしてみてください!
Ideka:ミニ財布
価格:7,800円
クラウドファンディングによって生まれた、ミニマル財布です。非常に優れたカード収納力を持ち、使い方次第で紙幣や小銭まで収納することができる点が魅力になります。
また、レザーは傷が付きにくい特殊加工を施し、スキミング防止機能まで備えているので、毎日不安なく使い続けることができるキャッシュレス財布です。
Idekaの詳細を見てみる
MURA:フラグメントケース
価格:3,980円
キャッシュレス財布に求められる軽量で薄いスタイルはもちろん、カードを入れの容量も優れているキャッシュレス財布です。
ポケット(大)には安心のスキミング防止機能が付属しているので、クレジットカードをはじめとする決済カードを収納するスペースとして活用できます。
また、マチ付き小銭入れが備わっているので、いざという時にも安心です。
MURA公式楽天ショップで見てみる
zepirion:クレジットカードケース
価格:2,280円
スキミング防止機能と磁気防止機能を持っているキャッシュレス財布になります。バーをスライドするだけで収納していたカードがシュッと出てくるので、スタイリッシュに使いやすい印象です。
また、カードでの決済が終わったら、カードポケットに押し込むだけで収納することが可能なので、会計でわずらわしさを感じません。
デザインから小銭や紙幣を入れるには不向きですが、カード収納スペースが大きいので、カード決済がメインという人には向いているキャッシュレス財布です。
zepirionの詳細を見てみる
社会的にも財布が小型化していっている
キャッシュレス時代の波は遠いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実はすでにキャッシュレスを象徴するような事象が起こっています。
たとえば百貨店の財布売場では、人気だった長財布の売り上げが低迷し、よりコンパクトな財布の売り上げが伸び悩んでいる状況です。
百貨店の財布売場の異変については、ヤフーニュースでも以下のように取り上げられています。
財布売場だった場所に、9月2日に名付けられたのは「スマートアイテム売場」。ズラリと並ぶのは、スマートフォンケース(以下スマホケース)や小さなバッグ。革製品のものだったり、デザイン性が高いものだったりで、百貨店らしい上質なものばかりで値段も1万円前後。雑貨店や家電量販店で販売している商品とは一線を画している。
今回の大幅なリニューアルは、2年前から起こりはじめた「傾向」が理由と、ハンドバッグ商品部のマーチャンダイザーの山田さんは説明する。「長財布が、2年前から前年比80%、60%と売り上げが減少傾向に。その代わりにコンパクトなミニウォレットは160%と伸びている。そしてスマホケースはそれ以上。このまま同じ売場展開ではもう難しいと感じました」。
そのため商品構成を大幅に変更、長財布7割、ミニウォレット2割、スマホケースその他が1割だったのを、今回のリニューアルで、スマホケース4割、ミニウォレット3割、長財布1割とその他アイテムに。
財布というジャンルの売り上げが落ち込んでいるというわけではなく、ユーザーがコンパクト性の高い財布を求めていることが伺えます。
また、昨今では現金だけでなく、ポイントカードや会員カードなどのカード類までスマホアプリとして運用されているので、そのような点も、容量が大きい長財布の売れ行きが落ち込んでいる原因と言えるでしょう。
このような背景から、社会的にも財布の小型化が進んでいっていることが分かります。
まとめ
いかがでしたか。
日本はまだまだ現金が主流ですが、アジア圏でも中国や韓国などでは、すでにキャッシュレス化が日常的になっています。
日本もこれからますますキャッシュレス化が進んでいくことが予想されるので、キャッシュレス財布の買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。