社長や経営者の人にとって、財布とは一種のステータスにもなるアイテムです。
そのため、お洒落で人目を惹くデザインであったり、威厳のあるデザインだったり、どこか特徴的なブランド革財布を探しているという人も少なくありません。
しかし、国内ブランドだけでなく、海外ブランドも含めると革財布を取り扱っているブランドは星の数ほどあると言えます。そんな「数あるブランドの中から、自分のお気に入りの革財布を見つけるというのは難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、社長や経営者の人に向いているブランド財布を選ぶ際のポイントや、おすすめのブランドの特徴について、ご紹介いたします。
社長や経営者としてブランド財布を選ぶ際のポイントは?
財布は重要なステータスの一部
まず、成功している社長や経営者の人は、財布のことを「重要なステータスの一部」と考えています。そのため、社長クラスの人が持つ財布は上質で美しく、どこかオーラを感じるものです。
そして、社長クラスの人が使っている革財布は「長財布」が多いこと。
もちろん、二つ折り革財布を使っている人もいるようですが、圧倒的に長財布派が強いようです。これは、お札を折り曲げたくないという社長をはじめ、ポケットから取り出しやすいという実用性を考慮している人が多く見られます。
ネームバリューだけに頼らない
また、単に高級ブランドの革財布というように、ただネームバリューに頼った革財布を使っている社長・経営者は多くありません。やはり、こだわりを持った革財布だったり、革財布の他、バッグや名刺入れなども同一ブランドで統一しているほどお気に入りだったりと、ブランドや革財布への愛情を強く感じます。
金運を上げたい
社長や経営者はお金のことを常に考える習慣があります。そういったことから「金運」が上がるような財布を探している方も多いです。
財布で金運に最も関係性があるのも使われている革です。昔から金運が上がりやすい革と言われているのが「パイソン=蛇(ヘビ)革」。
ヘビというのは餓死などで生命が危うくなっても、そのたびに脱皮を繰り返し、新たな生命を生み出していけるといわれています。
高級ブランドのメンズ財布はどう決める?選び方の3つの視点
以上のことから、
- 重要なステータスの一部として革財布を選ぶ
- 実用性を考慮して、基本的には長財布を第一候補にする
- ネームバリューよりも、こだわりを感じる革財布を探す
- 全身コーディネートしても良いと思えるブランドを見つける
- 金運を最優先で考えるなら蛇(ヘビ)革の財布も検討する
という5つのポイントを挙げることができます。
長財布と二つ折り財布に関しては好みによるところが強いため、一概に長財布が良いとは言えませんが、スマートに財布を扱いやすいことから、第一候補を長財布に絞っておくことをおすすめします。
こだわりを感じる、人気の海外ブランド革財布ランキングベスト5
ブランドによって、革財布の使用や品質は大きく変わってくるものです。そこで、特に強いこだわりを感じるブランド革財布について、ランキング形式でご紹介いたします。
第5位:ボッテガヴェネタ
ブランドの特徴
ボッテガヴェネタは幅広い年代から支持されていますが、その理由の一つには、同ブランドの代名詞とも言える、革と革が編み込まれているようなデザインである「イントレチャート」を挙げることができます。
イントレチャートはデザイン性に優れていますが、内側のシンプルな作りやカラーリングは、プライベートの他、ビジネスシーンでも使用することができるでしょう。
数あるブランドの中でも、個性を主張しやすいブランドだと言えます。
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ブランドイメージ
大人カジュアル/ファッショナブル
価格帯
5万~10万
二つ折り:「イントレチャート VN コインケース付き二つ折りウォレット」
外側の複雑に編み込まれたようなデザインが特徴的なイントレチャートと、内側の余計なデザインを施さないシンプルな作りが印象的な二つ折り財布です。
優れた耐久性を持つVNカーフレザーを素材とすることで、長い間使うことができます。小銭入れをはじめとした財布としての機能性もしっかりと持っているため、実用性の面でも優れている革財布です。
長財布:「イントレチャート VN コンチネンタルウォレット」
ボッテガヴェネタには「イントレチャート VN コンチネンタルウォレット」と呼ばれる革財布が複数展開されていますが、その中でも小銭入れを設けている長財布はデザインの他、実用性の面でも優れていると言えます。
長財布によっては、財布を開いた左右にカードポケットを設けることで、最大18枚収納することができるタイプもあり、使いやすさを感じることができるでしょう。
ボッテガ・ヴェネタの財布 特徴と評判まとめ
第4位:グレンロイヤル
出典:glenroyal.jp
ブランドの特徴
「エッティンガー」と「ホワイトハウスコックス」と並ぶ、英国御三家の一つが、グレンロイヤルです。
革の味わいと経年変化を楽しむことがブライドルレザーを得意とした革財布の他、伝統製法を継承したコードバンを用いた革財布が人気の名ブランドになります。
革財布以外にも、ブリーフケースやトートバッグ、ベルトなどのアイテムを取り揃えており、グレンロイヤルはビジネスにもプライベートにも使用することができるでしょう。
公式サイト
ブランドイメージ
大人カジュアル
価格帯
3万~4.5万
二つ折り:「HIP WALLET WITH DIVIDER/二折り財布」
5種類のカラーから選ぶことができる、ブライドルレザー仕様の二つ折り財布です。使い始めは硬さを感じる質感ですが、時と共に柔らかさと、革本来の味わいを楽しむことができます。
厚みのある二つ折り財布になるため、スーツの内ポケットに入れて持ち運びするには向いていませんが、普段からバッグの中や尻ポケットに入れて持ち運ぶ人に向いているデザインになるでしょう。
長財布:「LONG WALLET WITH CURVED ZIP(コードバン)」
ブライドルレザーとコードバンを組み合わせて作られた、厚みのある長財布です。スーツによっては、内ポケットに入れて持ち運ぶ際に厚みが邪魔してしまう場合もありますが、男らしく、独特のデザインを好む男性に向いています。
小銭入れやカード入れ、札入れなど、長財布のメリットである大容量である点も魅力的です。プライベートでも合わせやすい長財布になります。
第3位:ホワイトハウスコックス
出典:www.frame.jp
ブランドの特徴
ホワイトハウスコックスは、同じ英国御三家である「グレンロイヤル」と「エッティンガー」よりも知名度が高く、豊富なバリエーションから、同ブランドを好むという男性も多いようです。
ホワイトハウスコックスの中でも人気を集めている革財布が「三つ折り財布」で、期間限定カラーや店舗限定カラーが登場すると、あっという間に売り切れてしまうこともあります。
ホワイトハウスコックスでは、革財布と同様に、素材にこだわった鞄やベルト、キーケースなどのアクセサリーの取り扱いも行っています。
公式サイト
ブランドイメージ
大人カジュアル/ファッショナブル
価格帯
3万~7万円
三つ折り:「S7660 3FOLD WALLET / HOLIDAY LINE 2017」
ホワイトハウスコックスが販売している革財布の中でも人気の「三つ折り財布」は、優れた収納力と、人目を惹くデザイン性が魅力です。
素材にブライドルレザーを使用していることから、経年変化を楽しむことができ、長期間愛用する楽しみがあります。
長財布:「S1160 LONG WALLET / REGENT BRIDLE」
長財布としての優れた収納力と、シンプルなデザイン性が特徴的な長財布です。スーツとの相性が良く、ビジネスシーンでの活躍に期待することができます。
単色を選ぶことで、どんなコーディネートでも合わせることができますが、外側をネイビー、内側の配色をイエローにすることで、お洒落で個性を主張したデザインにすることができるでしょう。
ホワイトハウスコックスの財布 特徴と評判まとめ
第2位:ベルルッティ
ブランドの特徴
ベルルッティはブランドとしての知名度は低いものの、素材としている高級革「ヴェネツィア・レザー」や、レザーをわずかに焼いて刻まれる文字「カリグラフィ」などが有名なブランドです。
また、わざと色ムラを発生させる「パティーヌ」という染色技法を用いているため、美しいグラデーションを楽しむこともできます。
これらのデザイン性に優れた革製品を扱っているベルルッティですが、お手入れが難しく、上級者向けの革製品という認識をされています。革製品にこだわりを持ちたいという人や、お手入れを毎日のように行うことができる人向けのブランドです。
公式サイト
ブランドイメージ
大人カジュアル/エレガント/ファッショナブル
価格帯
8万~18万円
二つ折り:「MAKORE(マコレ)レザー コンパクトウォレット」
ヴェネツィア・カーフレザーを使用した二つ折り財布です。小銭入れを設けていない分、スーツの内ポケットに入れやすいコンパクトタイプになっています。
ベルルッティならではのデザイン「カリグラフィ」が施されている他、グラデーションを楽しむことができる「パティーヌ」仕様にすることも可能です。
素材へのこだわりと、個性を追求する人におすすめです。
長財布:「SANTAL(サンタル)レザー エンウォレット」
出典:berluti.com
ベルルッティが誇る高級革、ヴェネツィア・カーフレザーを素材として用いており、柔らかく、耐久性に優れた長財布です。また、使い続けることで、ヴェネツィア・カーフレザーならではの独特な経年変化を楽しむことができます。
分厚さを感じさせない薄いデザインでありながら、十分なカードポケット数と小銭入れを備えており、実用性の高い仕様です。
ベルルッティの財布 特徴と評判まとめ
第1位:エッティンガー
ブランドの特徴
英国御三家の一つとして数えられ、1999年に日本に上陸して間もなく、日本市場でも確固たる地位を築いた名ブランドです。
経年変化を楽しめる革として名高い「ブライドルレザー」は高品質として知られ、その他にも、柔らかく、指通りの良い革質が特徴である「ブラック・カーフ」を素材としており、一流ブランドであると共に、使用感や美しさなどにこだわりを持っているブランドになります。
エッティンガーには、パスケースやキーケース、名刺入れなどの小物の取り扱いもあり、ビジネスシーンで使用することができるアクセサリーを統一することもできます。
公式サイト
ブランドイメージ
エレガント
価格帯
3万~7万円
二つ折り:「OH141JR BILLFOLD3C/CARDS&COIN PURSE」
カラーバリエーションが豊富で、スーツに合わせることはもちろん、私服に合わせやすい二つ折り財布です。
分厚さを感じさせないスタイリッシュな外見と、上質な革を使って仕上げられているため、ワンランク上の男性に向いている革財布になります。
長財布:「R953AE LONG WALLET WITH ZIP」
出典:ettinger.jp
エッティンガーの「ロイヤルコレクション」の一つ。スーツの内ポケットに収納しやすい薄さと、実用性の高い小銭入れを設けている点が人気の革財布です。
「ロイヤルコレクション」ならではの肌触りの良さと、ブラック&パープルという大人の男性が持つにふさわしいカラーリングが魅力です。
エッティンガーの財布 特徴と評判まとめ
こだわりを感じる、人気の国産ブランド革財布ランキングベスト5
ここでは、素材や縫製など、細部までこだわりを持って作られ、革小物を愛用しているファンの中でも人気の高い、国産ブランドの革財布をランキング形式でご紹介いたします。
第5位:土屋鞄製造所
ブランドの特徴
ランドセル作りから歴史をスタートさせている土屋鞄製造所ですが、持つ人を選ばないシンプルなデザインの革財布が人気となっています。
特に派手なデザイン性を持った革製品はなく、ビジネススーツやカジュアルコーディネートに合わせやすい、シンプルなものが多い点が特徴的です。誰にでも扱いやすいブランドになります。
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ブランドイメージ
カジュアル/大人カジュアル
価格帯
2万~5万円
長財布:「コードバン 長札入れ」
確かな機能を、洗練された形に。 美しい革で持つエレガントな長財布。
スーツの内ポケットに入れやすい、薄く、コンパクトな長財布です。シンプルなデザイン性でありながらコードバンの美しさが抜群の存在感を放っています。まさに社長や経営者向きの長財布と言えるでしょう。
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土屋鞄製造所の財布 特徴と評判まとめ
第4位:YUHAKU(ユハク)
ブランドの特徴
ユハクは染色技術が特に優れているブランドで、革財布やバッグ、靴などの革アイテムの染色に「グラデーション」を施しています。その染色技術の高さは、海外のバイヤーが絶賛するほどのものです。
革財布においては、綺麗なグラデーションの他、丁寧なコバの処理がされているため、思わず見とれてしまうデザイン性の高さが特徴の一つになっています。
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ブランドイメージ
ファッショナブル/大人カジュアル
価格帯
2万~7万円
長財布:「YLO110 束入れ」
出典:yuhaku.co.jp
光と影をコンセプトに、美しいグラデーションを施した長財布です。コンセプトの通り、グラデーションで光と影を表現しており、そのデザイン性の高さは芸術的とも評せるでしょう。
美しいデザインだけではなく、小銭入れやカードポケット、30枚収納することができる札入れなど、実用性も兼ね揃えている長財布です。
素材は牛革の中でも最高級と言われる「カーフスキン」を使用しているため、肌触りが良く、抜群の使い心地を誇るでしょう。
該当商品:公式サイト→検索→YLO110
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YUHAKU(ユハク)の財布 特徴と評判まとめ
第3位:万双
ブランドの特徴
常に「世界最高品質」を目指し、情熱とこだわりを持って革製品を作り続けている「万双」は、革製品にこだわりを持っている人から高い人気を誇るブランドです。
万双のこだわりは素材となる革だけに留まらず、細かな縫製にまで及んでいます。ビジネスバッグやベルト、名刺入れなど、さまざまな革製品にこだわりを詰め込んでいるブランドです。
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ブランドイメージ
大人カジュアル
価格帯
1.7万~9万円
長財布:「コードバン 長財布(小銭入付)00000231」
革の宝石と呼ばれるコードバンを素材としている長財布です。ビジネスシーンに求められる機能をすべて詰め込んだような長財布に仕上げており、質感と耐久性にも優れています。
その耐久性に加えて、コードバンならではの経年変化を楽しむこともできるため、長く愛用していくことができるでしょう。
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万双の財布 特徴と評判まとめ
第2位:GANZO(ガンゾ)
ブランドの特徴
ガンゾが素材としている革はいずれも高品質のもので、代表的なものでは「ホーウィン社」のシェルコードバンや「J&E セジュイック社」のブライドルレザーなどの有名タンナーの革が挙げられます。
ガンゾとしての歴史は短いものの、そのこだわり抜いた品質や、シンプルながら男らしさを感じるデザインは、多くの男性の憧れとなっているようです。
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ブランドイメージ
ファッショナブル/大人カジュアル
価格帯
3万~10万円
長財布:「SHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)ファスナー付き長財布」
名門タンナーである「ホーウィン社」のシェルコードバンを贅沢に使用した長財布です。カードポケットや札入れの使い勝手はもちろん、小銭入れを設けているため、あらゆるシーンで使うことができるでしょう。
オイルをたっぷりと含んだシェルコードバンならではのやわらかな光沢と質感は、ワンランク上の革財布という印象を与えてくれます。
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GANZO(ガンゾ)の財布 特徴と評判まとめ
第1位:ココマイスター
ブランドの特徴
数ある国産ブランドの中でも注目され、その人気から商品の供給が間に合わないという事態に陥っているブランドが「ココマイスター」です。
ココマイスターでは「欧州産の高級革」と「日本が誇る熟練の職人技」が組み合わせることで、高品質な革製品を数多く生み出しています。
代表的な革財布の他、ビジネスバッグや名刺入れ、トラベルケースなど、革製品は多岐に渡ります。それぞれのアイテムがこだわり抜かれたものであるため、ビジネスシーンで使用することで、周囲の人とは一線を画す輝きを放ってくれるでしょう。
また、バッグや革財布、名刺入れなどは「シリーズ化」している場合もあるため、同一ブランドで統一しやすいという点も魅力になります。
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ブランドイメージ
ファッショナブル/大人カジュアル/エレガント
価格帯
2.8万~10万円
長財布:「ロンドンブライドル スプレッドイーグル」
外側にはブライドルレザーを用い、内側には発色の良いマットーネを用いた長財布になります。ブライドルレザーの重厚な雰囲気は強い存在感を放っており、ひと目で格の違いを感じてしまうようなデザインに仕上がっています。
内装に使用されているマットーネは柔らかく、手に吸い付くような質感が特徴的で、オイルを多く含んでいるため、早い経年変化を楽しめる点が魅力です。経年変化後には、より光沢感が増し、より上品な印象へと変化していきます。
内装には15枚分のカードポケットの他、小銭入れや札入れ、フリーポケットなど、十分な機能性を持っています。
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ココマイスターの財布 特徴と評判まとめ
まとめ
いかがでしたか。
社長や経営者として革財布を探す際には「探す際のポイント」でもご紹介した5つのポイントを考慮し、自分に向いていると感じたブランドから探してみると良いでしょう。
また、長財布の他に、二つ折り財布や三つ折り財布などの種類がありますが、自分が使っている姿をイメージすることと、どのタイプが向いているか分かりやすくなると思います。
必ずしも全身コーディネートできるほどのこだわりを持つ必要はありませんが、何となく選んだり、ネームバリューで選んだりしてしまうと、革財布に「着られている」というような状態になりかねませんので、その点には注意が必要です。
唯一無二、成功者の象徴クロコダイルの財布もおすすめ。
最高級の革素材にこだわりを貫いてるココマイスターの本革クロコダイルシリーズです。
ココマイスターの代表兼デザイナーでもある林氏によってデザインの基が作られ、そこに込められるコンセプトには、「成功者の象徴として、最も上品であるクロコダイルをココマイスターで。」そのこだわりの一つとして「クロコダイル1頭から1個のみ」という贅沢感。
これには素材となっているクロコダイル、そして財布を使う人への敬意の現れが伺える。
その想い(コンセプト)を象徴するような表現が、このクロコダイルシリーズに込められており、まさに唯一無二の財布といえるでしょう。
COCOMEISTER 公式サイト クロコダイルシリーズ