高級本革のアタッシュケースは、一生に一度は手にしたい男のあこがれのアイテムでもあります。
ですが、本革のアタッシュケースになると数十万から高いものであれば100万円以上するものまであります。
もちろん、ただ値段が高いだけでなく高級本革の品質や鞄としての性能も一流品で、長年に渡って愛用していける、それが高級本革のアタッシュケースの魅力です。
とは言え、人によっては…
「どんなアタッシュケースがあるのか分からない…」
など、疑問や本革アタッシュケース選びで迷っている方もいるかと思います。
そこで、今回は本革アタッシュケースの魅力を少しでも知っていただくためにも、本革アタッシュケースのメリットやデメリット。
そしておすすめのブランド6選をご紹介していきたいと思います。
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アタッシュケースの歴史|日本国内はいつ頃登場したのか?
まず、本革アタッシュケースが日本で登場したのはいつ頃なのでしょうか?
「本革アタッシュケースがこの時代に登場しました。」という確固たる記述や資料がなく、残念ながら紹介することはできません。
とは言え、日本の歴史を遡っていくと、アタッシュケースの原型は明治には登場していました。
大正~昭和初期の時代に突入すると、アタッシュケースの他にもボストンバッグやサンプルケース、そして今でも数多くの愛好者を持つダレスバッグが登場しました。
つまり、日本国内に限定すれば、本革アタッシュケースは明治時代に登場したと言えます。もっと長い歴史があるように思えましたが、意外にも日本国内でたった100年ぐらいしか経過していないのです。
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高級本革アタッシュケースのメリットとは?
誰からも一目を置かれるエレガントなデザイン
出典:cocomeister
本革アタッシュケースのメリットと言えば、やはり高級感溢れるエレガントなデザインです。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」これは女性を褒め称える言葉ですが、高級本革アタッシュケースにも当てはまるように思えます。
持つのみならず、ただ単に置くだけでも気品溢れる存在感を演出。大人の男性が持ち歩くその姿は、長年付き添うパートナーのように”絵になる姿”として写るでしょう。
「この人は一味も二味も違う」という風格を自然と思わせることになります。
気品感溢れるデザインだからこそ演出できる、それが高級本革アタッシュケースのみにできることでしょう。
思わず笑顔がこぼれる魅惑の風合い
高級本革アタッシュケースは、エレガントなデザインもさることながら、使用される高級皮革の風合いもまた魅力的です。
新品時、何者にも染まっていない初々しい風合いも良いですが、自分の手で育てていく楽しみも革にはあります。
自分の利用環境やメンテナンスによって、アタッシュケースの風合いは十人十色の変化をもたらせてくれます。
ある人は革の色味に深みが増していき落ち着いた風合いになる方。またある人は、艶が徐々に表舞台に登場し、更なる高級感を演出させれる方まで出てくるのです。
この風合いの変化に、思わず所有者は笑みがこぼれるかもしれません。
それほど、高級皮革を用いて製造されているアタッシュケースには、所有者を魅了させる革の風合いがあるのです。
他の鞄よりも機能的な一面を見せてくれる
高級本革アタッシュケースは、使う人の格を向上させるだけでなく、機能的な一面を見せてくれます。
もちろんアタッシュケースごとに内側は異なるものの、現在販売されている多くのアタッシュケースは、仕切り・ペン入れ・内ケースなど、ビジネスやプライベートで忙しない大人の生活を大いにサポートてくれる機能性となっています。
また、アタッシュケースは、ブリーフケースや他の鞄のように中身が乱雑にならないのも大きなメリットの1つです。開封すると、中身が一目瞭然のため探し物もすぐ見つけられます。
値段の高さは上品な見た目のみならず機能的なところにもその片鱗は大いに見られます。
高級本革アタッシュケースのデメリットとは?
メンテナンスが大切!乱暴に扱うと上品な見た目が台無し!
出典:http://www.leather-house.net/
高級本革アタッシュケースのデメリットと言えば、定期的にメンテナンスの必要があることです。
ナイロンやポリエステルなど、ブリーフケースであれば汚れがあれば水分を含んだ柔らかいタオルで拭き取る程度。特にメンテナンスの必要性は感じません。
高級本革アタッシュケースは、当然「本革を使用していますので」定期的にクリームやオイルといったメンテナンスが必要になってきます。
こういったメンテナンスを怠ると、せっかくの上品でエレガントな見た目が良い風合いではなく、嫌なくすみになり、最悪の場合は革が痛み本体にヒビが入ることもあります。
そしてメンテナンスせずそのまま汚れを放置すると一生消えない汚れやシミとなって残ってしまうのです。
常に丁寧に取り扱い、なおかつ定期的なメンテナンスをも楽しめる方であれば本革のアタッシュケースはおすすめです。しかし、これができない場合は残念ながら本革のアタッシュケースはおすすめできない一品です。
天候に左右される
出典:http://www.tsuchiya-kaban.jp/
高級本革アタッシュケース(本革)は、水分に弱く多少の水でもシミになる危険性があります。確かに一昔前と比べれば、革の品質が向上したものの、今でも雨は高級本革アタッシュケースの大敵です。
そのため、雨が降る日や、もしかしたら雨が降るかもしれない…と言った天候では安易に使用できません。天候に縛りがあるのも、高級本革アタッシュケースのデメリットと言えます。
高級本革アタッシュケースのブランド紹介
魅力やデメリットなどをご理解いただけたところで、いよいよ高級本革アタッシュケースを展開するブランドをご紹介していきます。
今回ご紹介するブランドは6つのブランドです。
- COCOMEISTER(ココマイスター)
- Swaine Adeney(スウェイン・アドニー・ブリッグ)
- HERMES(エルメス)
- LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)
- GLOBE-TROTTER(グローブ・トロッター)
- YUHAKU(ユハク)
これらのブランドが、どのようなブランドなのか?そしてブランドを代表するおすすめの高級本革アタッシュケースは何か?などを含め、ご紹介していきます。
COCOMEISTER(ココマイスター)
創業 | 2009年 |
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国 | 日本 |
価格帯 | 25万円~50万円 |
おすすめの年代 | 20代~50代 |
活用シーン | ビジネス&プライベート |
HP | cocomeister.jp |
ココマイスター おすすめ定番の本革アタッシュケース紹介
ブライドル ロイヤルヘンリー
出典:cocomeister
ブライドル ロイヤルヘンリーは、ココマイスターの本革アタッシュケースの中でもとくに愛されている作品の一つとなっています。
価格は36万円~で、使用される皮革はイギリスが誇る最高級の「ブライドルレザー」です。高品質ながら、癖の強いこの皮革を鞄という作品にするには腕のある職人でなければ非常に難しいとされています。
完成されたブライドル ロイヤルヘンリーは、歩く姿・佇まい、どれをとっても男の風格を極限まで高めることでしょう。
ビジネスのみならずプライベートでも活用できる素晴らしいパートナーになるのではないでしょうか。
ライドル ロイヤルヘンリーの詳細はこちらから
Swaine Adeney(スウェイン・アドニー・ブリッグ)
創業 | 1750年 |
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国 | イングランド |
価格帯 | 50万円~75万円 |
おすすめの年代 | 40代~60代 |
活用シーン | ビジネス |
HP | swaineadeneybrigg.com |
そして何より、イギリスらしいシンプルながら気品溢れるデザイン性は、持っただけで所有者の品を大いに向上させる魅力を持っています。
スウェイン・アドニー・ブリッグ おすすめ定番の本革アタッシュケース紹介
スウェイン&アドニー アタッシェケース
出典:http://www.swaineadeneybrigg.com/
スウェイン・アドニー・ブリッグが展開する高級本革アタッシュケースは、シンプルで無駄な装飾品を付属させない、大人のアタッシュケースです。しかし、小さな部品や場所にも妥協しないのが、このアタッシュケースの特徴と言えます。
高級感を与える金具から、所有者のことを考えた持ち手の造形。そして持つだけで所有者の格を大いに向上させる絶妙なデザイン。プライベート使いは難しいものの、ビジネスシーンで活用すれば、他のビジネスマンと1歩2歩先行くことは言うまでもありませんね。
質実剛健。正にこの言葉がぴったりのスウェイン・アドニー・ブリッグ。高級本革アタッシュケースが初めての方にもおすすめできる逸品です。
スウェイン・アドニー・ブリッグ 公式サイト
HERMES(エルメス)
創業 | 1837年 |
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国 | フランス |
価格帯 | 100万円~ |
おすすめの年代 | 40代~50代 |
活用シーン | ビジネス&プライベート |
HP | http://www.maisonhermes.jp/ |
エルメスの高級本革アタッシュケースを一目見れば、なぜここまで人気のあるアイテムなのかがわかると思いますよ。
エルメス おすすめ定番のアタッシュケース紹介
エスパス
エルメスのメンズバッグを眺めていると、どれも魅力的で目移りするほど迷ってしまいます。しかし、その中でも昔から愛されるアタッシュケースエスパスには、かなう相手はいないでしょう。
エスパスは、エルメスらしくない男らしいデザインと、シンプルな見た目が特徴的なカーボン素材を使用したアタッシュケースです。しかし、威圧的な雰囲気を出さず、さりげない高級感とファッション性を感じさせるのは、さすがエルメスのアタッシュケースと言えるでしょう。
中身もこれまたシンプルな作りで、自分好みにカスタマイズできる楽しみも秘めているのもポイントです!
ビジネスシーンといったお堅い場所や、小旅行のパートナーとして…、どのシーンでも活躍すること間違いなしですよ。
エルメスのアタシュケース一覧(楽天)
エルメス 公式サイト
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)
創業 | 1854年 |
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国 | フランス |
価格帯 | 60万円~150万円 |
おすすめの年代 | 30代~60代 |
活用シーン | プライベート |
HP | louisvuitton.com |
また、柄模様やロゴが散りばめられていることもあり、相手へ明確に「私はルイヴィトンを使っています!」という、ブランドアピールにも最適なブランドと言えるでしょう。
ルイヴィトン おすすめ定番の本革アタッシュケース紹介
コトヴィル 45
出典:http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/
ルイヴィトンのアタッシュケースを見ていくと、少々大きいケースから小さすぎてバックインバッグで利用するものまで、多数見られます。しかし、ちょうど良いサイズ感で人気を博しているのがコトヴィル 45です。
コトヴィル 45はアルゼール、ビステンといったルイヴィトンを代表するアタッシュケースよりも小さめに作られています。
そのおかげか、使い勝手も良いため小旅行のお供としても最適です。またルイヴィトンの中でも、そこまで悪目立ちしない落ち着いたデザインのため、30代の時に購入しても40~60代になってからも問題なく利用できます。
ただ、ビジネスシーンですと明らかにルイヴィトンと言うのがわかりますので、できるのであればプライベート専用で使うことをおすすめします。
コトヴィル 45の詳細はこちら
ルイヴィトン 公式サイト
GLOBE-TROTTER(グローブ・トロッター)
創業 | 1897年 |
---|---|
国 | イギリス |
価格帯 | 15万円~50万円 |
おすすめの年代 | 30代~50代 |
活用シーン | ビジネス&プライベート |
HP | https://jp.globe-trotter.com/ |
特に光るのが「ヴァルカン・ファイバー」と呼ばれる特殊な技術です。特殊な紙を何層にも重ね、特殊素材で固めると頑丈でありながら軽量且つ弾力性を持った素材へと変化するのです。
また、この技術はエイジングにも最適で、使い込めば使い込むほど味わい深い色や風合いに変化します。そのため、高級アタッシュケースながら別の楽しみができるブランドとして、長年愛され続けているのかもしれません。
グローブ・トロッター おすすめ定番の本革アタッシュケース紹介
グローブ・トロッター アタッシュケース
グローブ・トロッターは、ヴァルカン・ファイバーも優れた技術ですが高級本革アタッシュケースも、他ブランドに引けを取らないデザインと高品質です。
最新のトレンドや流行に流されることなく、グローブ・トロッターが持つクラシカルで落ち着きのある風合いを醸し出しています。
また、アタッシュケースをなぞる美しいラインは、使うのみならずインテリアとして置いても絵になるようなデザインです。
もちろん、本革アタッシュケースの堅牢性や耐久性、そして使い勝手の良さは、100年以上使い続けることを想定した物作り。そして、年数が経過するごとに色味が変わる楽しみも含まれています。
グローブ・トロッターのアタッシュケースに限らず、全てのアイテムはハンドメイドのため、時には在庫切れになることもあります。もし、本当に欲しい一品を見つけましたら、迷わず入手することをおすすめします。
グローブ・トロッター 公式サイト
YUHAKU(ユハク)
出典:yuhaku.co.jp
創業 | 2006年 |
---|---|
国 | 日本 |
価格帯 | 40万円 |
おすすめの年代 | 30代~40代 |
活用シーン | ビジネス&プライベート |
HP | https://www.yuhaku.co.jp/ |
職人が一つ一つ手染めをしているため、同じ色でも若干の色味の違いが生じます。また、革質の違いによっても色味や質感の違いが生じますが、その微妙な革質の違いを読み取り、その革にふさわしい色をアーティストであるYUHAKUの職人が表現しています。オリジナル染色をした革は、使い込むことで光が透過し、革本来の色合いが浮かび上がってくるのです。味わい深い経年変化もこの染色技法によるものです。
YUHAKU(ユハク) おすすめの本革アタッシュケース紹介
YUHAKUアタッシュケース 商品番号:YBZ094
出典:yuhaku.co.jp
重量:1,900g
使用素材:国産牛革
日本の職人技とYUHAKUの美意識が融合。
ビジネスをスマートに彩る、極上のアタッシュケース。
ワンランク上のこだわりを持った方に届ける『Royal』シリーズから、本物を知るエグゼクティブに向けたアタッシュケースが登場。日本の職人による熟練を極めた縫製技術に、YUHAKUならではの手染めを施し、クラシカルなデザインに遊び心を加えました。匠の技とYUHAKUの独創的染色を結集したラグジュアリーな逸品が、ビジネスシーンに圧倒的安心感をもたらします。HPの解説を引用:yuhaku.co.jp
ユハク独特のオリジナル染色をした革をふんだんに使用したなんとも贅沢なアタッシュケースです。
ユハクの革やデザインはまさに芸術性を見事に融合させているので、「身に付けているだけで絵になる」まさにそんな感覚を味合わせてくれるブランドのアタッシュケースです。
ややコンパクトなサイズ感もスタイリッシュな印象を与えてくれそうです。また、内部の機能面も充実しており、ビジネスシーンでもしっかりと活用できるかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
高級本革アタッシュケースは、使用される皮革全て高級&高品質。そして職人による手作業で製造されているため、どうしても価格は数十万円、時には数百万円になることもあります。
しかし昨今の高級本革アタッシュケースの多くは、価格以上の魅力を持ち合わせており、なおかつ日常生活からビジネスシーンでも困らない機能性を十分に兼ね備えています。
そして、本革の特性である使い込むほどに味わい(エイジングによる変化)は、私達を大いに楽しませてくれます。
もし、アタッシュケースを検討されている方がいましたら、高級本革アタッシュケースを考えてみてはいかがでしょうか?
末永く付き合える素晴らしいパートナーをぜひ見つけてください。