この記事では、Munekawa(ムネカワ)で人気の財布【二つ折りミニ財布「Enfold Coin」】のレビューを紹介しています。
出典:munekawa.jp
Enfold Coinの財布を実際に手にして使ってみた感想を本音で紹介していますので、現在ムネカワのEnfold Coinの財布が気になっている方の参考になれば幸いです。
Munekawaブランドの特徴
出典:munekawa.jp
ブランドの特徴を一言で表すなら
国 | 日本 |
---|---|
創業 | 1999年 |
価格 | 二つ折り:35,200円~55,000円 長財布:24,200円~73,700円 ミニ財布:16,500円~33,000円 |
人気 | L字ファスナー型財布(Cram) |
雑誌 | Lala Begin |
年代 | 20代~50代向き |
HP | https://www.munekawa.jp/ |
<ブランド解説>
少人数体制で使い手に寄り添ったベーシックな革製品を企画・生産する、大阪のハンドメイドブランド。あえて無駄なパーツを省くことで、破損が少なく長く使える耐久性を実現。展開する財布はコンパクトなサイズ感で、持ち運びやすさに特化しているのが特徴的。使いやすさにもこだわって設計されているので、実用性重視の人にも最適。素材には基本、イタリア産のレザー「ブッテーロ」を採用している。
2つ折りミニ財布「Enfold Coin」レビュー|ムネカワ
Enfold Coinは、手のひらサイズのミニマム設計に仕立てられた2つ折りミニ財布です。
見た目以上に収納力が高く、カード・お札・小銭がたっぷり持ち運べる設計を採用しています。
使用感は従来の2つ折り財布に近いイメージです。
普段使っている2つ折り財布よりもさらにサイズを落としたい人に特に向いています。
製品詳細
価格 | 22,000円 |
カラー | ブラック ブルー キャメル グリーン(限定色) |
サイズ | 外寸=H96 × W78(閉じた状態) × D20(mm) |
素材 | 本体=ブッテーロ 内装=豚革 |
機能 | コインポケット×1 お札入れスペース×1 カードポケット×1 フリースペース×1 |
サイズ感|Enfold Coin(ムネカワ財布)
Enfold Coinは、別記事で紹介しているCramよりさらに小さいサイズ感に仕立てられています。
左側Cram/右側Enfold Coin
MUNEKAWAのデザイナーさんにコンセプトをインタビューしたところ、「Cramよりもさらに小さいサイズの財布を作ろう!」ということで企画・設計されたそうです。
↓スマホと大きさを比べてみました。
スマホよりも2、3cmほど横幅が出るサイズ感です。
小さなポケットにもすっぽり入るので、特に普段スーツのジャケットに財布を入れている方はかなり使いやすいサイズ感かと思います!
素材の特徴|Cram(ムネカワ財布)
メイン素材は「ブッテーロ」(牛革)
Enfold Coinは外装・内装ともに、メイン素材はブッテーロで仕立てられています。
外装:ブッテーロ
内装裏地:豚革
内部のパーツそれぞれの表側にガッツリとブッテーロが使用されているので、細部まで余すこと無く革の風合いの変化を楽しめます。
ボディーが薄く立体的に仕立てられているので、持った感じはかなり軽いです。
負荷のかかりやすいパーツの裏地(小銭ポケット・カードスロット・お札入れパーツなど)は、しっかりと豚革で補強されています。
機能性|Enfold Coin(ムネカワ財布)
Enfold Coinはコンパクトながらも、しっかり収納力を備えた多機能設計になっています。
機能は以下のとおりです。
- コインポケット
- 札入れ
- カードスロット
それぞれ、画像付きでくわしく特徴を解説していきます!
コインポケット
左側にコインポケット
フタが受けになる
コインポケットは内部の左側に備わっています。
実際に触る前は「小さいから指を入れて引き出すのが少し大変そう」と思いましたが、ちゃんとフタを受けにする工夫がされていました。
下に傾ければ会計トレーのようにジャバッっと硬貨を広げられるので、仕分けがとっても楽です!
札入れ
札入れスペースは、両サイドが縫製されていない設計になっています。
MUNEKAWAのデザイナーさんにこの設計の理由を訪ねたところ、「お札が引き出しやすいように」という狙いがあるとの事でした。
Enfold Coinはサイズが小さいため、この箇所を留めてしまうとお札が詰まって引き出しにくくなってしまいます。そのため考え抜いた結果、この形に行き着いたようです。
実際に中身を入れてみると、確かにスムーズにお札が入りました。
↓縫われていない分可動域がかなり広いので、中身の見渡しやすさも良好です。
カードスロット
右側にスロット
5枚くらいが最適
カードスロットは内部の右側に備わっています。公式サイトには7枚入ると記載がありますが、革が馴染んでいないうちは5枚ほどが限界でした。
5枚以上入れたい人は、カードスロットとコインポケットの裏側にも収められます。
このスペースは広めに幅が取られているので、5枚ほど入れても余裕でした。
カードスロットを合わせれば最大15枚ほど入るので、かなり収納力が高いです。
実際に中身を入れてみた|Enfold Coin(ムネカワ財布)
「お札10枚・100円玉10枚・カード5枚」を入れてみた
お札10枚
100円玉10枚
カード5枚
厚みは出やすい
公式サイトにはお札約10枚が入るとの記載がありましたが、まだ余裕があります。小銭ポケットもかなり広めに設計されているので、あと10枚ほど入りそうです。
閉めるとフラップ(留め具部分)にまだ2cmほど遊びがあったので、さらに中身を詰め込んでも問題はなさそうですね。
ただ、閉めた時にカードスロットや小銭ポケットが重なるため、入れた分だけダイレクトに厚みが出ます。
コンパクトに持ち運びたい人は容量の調整が必要になるかと思います。
細部をくわしくレビュー!
より細部をくわしく見ていきましょう!
縫製・コバ
Enfold Coinはお札入れ部分に縫製が施されていないため、外装は下のみが縫われたデザインになっています。
上で紹介している薄型2つ折り財布(Ruduce)同様に、ほつれが出やすいカーブ部分は敢えて縫われていません。
ステッチワークは一直線に丁寧に縫い込まれており、とっても美しいです。
下側のコバも丁寧に磨き上げられています。
総合的に、縫製・コバなど細部の仕立ては文句なしの満点と言えるでしょう。
少し気になるポイント
ただ、内部の設計で少し気になるポイントもありました。
コインポケットの部分ですが、下側が折り込む設計になっているので口を広げすぎると隙間から硬貨がこぼれてしまいます。
ただ、フタが受けになっているのでわざわざ広げて取り出す必要はないかもしれません。
扱う際の注意点として覚えておけば問題はなさそうです。
Enfold Coinの財布がおすすめな人
実際に使用感をレビューしてみましたが、いかがでしょうか。
最後にこの財布を愛用するにのおすすめできる人のイメージをまとめてみますね。
- 2つ折り財布からさらにサイズダウンさせたい人
- お札が入れやすいミニ財布を探していた人
- カード容量の大きいミニ財布を探していた人
少しざっくりですが、こういった方であればとくにストレスなく愛用できるかと思いますので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
製品詳細
価格 | 22,000円 |
カラー | ブラック ブルー キャメル グリーン(限定色) |
サイズ | 外寸=H96 × W78(閉じた状態) × D20(mm) |
素材 | 本体=ブッテーロ 内装=豚革 |
機能 | コインポケット×1 お札入れスペース×1 カードポケット×1 フリースペース×1 |
Munekawa人気財布の比較
当サイトで実際にレビューした3つの財布を比較してみました。
- Cram(L字ファスナー型財布)
- Reduce(薄型2つ折り財布)
- Enfold Coin(2つ折りミニ財布)
アイテム | 比較 |
Cram | ・容量:★★☆ ・幅:★★☆ ・厚み:★★☆価格:33,000円 総評:バランス重視の人向き レビューを見てみる》商品を見てみる》 |
Reduce | ・容量:★☆☆ ・幅:★☆☆ ・厚み:★★★ 価格:26,400円 総評:薄さ最重視の人向き レビューを見てみる》商品を見てみる》 |
Enfold Coin | ・容量:★★★ ・幅:★★★ ・厚み:★☆☆価格:22,000円 総評:収納力最重視派の人向き レビューを見てみる》商品を見てみる》 |
総合的にみて、持ち運びやさすさ・収納力に優れているのはL字ファスナー型のCramです。お札をコインポケット下に折らずに入れられるので、機能面もかなりポイントが高いです。
薄型2つ折りのReduceは薄さ重視で選ぶ方に向いています。小銭入れがないため紹介している中だと収納力は低めですが、持ち運びやすさとしてはズバ抜けて優れていると言えるでしょう。
2つ折り財布のEnfold Coinは容量重視の人に向いています。大きさ自体は小さいので持ち運びやすいですが、中身を入れた時の厚みを考えると少しコンパクトさには欠ける印象です。
MUNEKAWAの財布が気になっていた人は、ぜひ購入の参考にしてみてくださいね!